好きなこと1つだけに偏りすぎると
それを続けられなくなった時に
大変だよって話をしたんですが
だからってとことんやり遂げることが
悪いってことじゃないですからね。
前回のブログで書いた彼は
たしかに本人も野球が好きだったんだけど
それ以上に周りが彼の「才能」に期待しすぎて
彼から他の興味を奪ってしまったんですよね。
まぁ最終的に周りの意見に従って
野球だけをやり続けたのは
彼自身の問題なんですが
彼も何度か、サインを出し続けてました。
勉強がしたいとか、友達と遊びたいとか
サッカーをやってみたいとか(笑)
だけど親や周りの大人が認めなかったから
野球が出来なくなってしまった時に
彼は抜け殻状態になってしまったわけです。
でも、これが周りに関係なく、自分の意思で
「結果が出ても出なくても、納得するまでやり続ける」
っていうのは全然アリだと思うんです。
私の知り合いで、中学を卒業して
高校に進まず、バンド活動一筋の人がいました。
もう何をするのもバンド中心で
バンド活動を続けるためだけに
仕事をするといった感じ。
ご飯をまともに食べられなくても
家賃を滞納しても大丈夫だけど
バンド活動だけは何としても続けるという(笑)
たぶん24~5歳くらいまで
そんな生活をしてたんじゃないかな。
バンド活動の合間を縫って
最低限のお金を稼ぐために
バイトを転々として・・・
もちろん中卒だし
バイトできる場所も限られてたけど
彼にはそんなこと関係なかったようです。
で、25くらいまで
とことんバンド活動をやったあとに
「もう満足した。
これで食べていくことは当然できないし
ここでやめる」
ときっぱりやめました。
そのあとは、次の自分の人生を考え
とっとと切り替えたんです。
自分自身で決めて
納得できるまでやり遂げたからこそ
何の未練もなく、何の後悔もなく
次のステージに進めたわけです。
もちろんバンドのために
高校に進まなかったことも
後悔してないです。
そんな彼は、自分でビジネスを興し
バリバリの社長さんです。
もちろん中卒だったので
周りからの風当たりはすごかったですよ。
だけど、それ以上に自分の決めたことへの
覚悟がハンパないので
ビジネスで大成功をおさめたんだと思います。
結果が出なくても自分が決めたから
納得するまでやりきる。
そのために思いっきり
偏ってみる
っていうのも
それはそれでとっても素敵だし
そういう人生を送れるのって最高だと思います。
大事なのは
「自分で決めたかどうか」
ってことなんだろうね。
それでは、また♪