子供をかわいいと思えないと悩むのは
子供が赤ちゃんだったり小さい頃だけのこととは限りません。
逆に小さい頃はとてもかわいく感じていたのに
ある程度成長した小学生の頃になってから
かわいいと感じられなくなったと悩む人もいます。
赤ちゃんの頃は、たとえどんなに泣いたりしても
母親が全てなので、何があっても自分のことを
裏切らない存在だった子供
ところが成長につれて自我が芽生え
自分の意見を持ったり、母親以外の人間の
影響を受けるようになって
母親の言うこと全てを聞く存在では
なくなってきてしまった。
自分はかわいい子供のため
愛する我が子のためと思って
やってあげてることでも
子供が素直に受け止めてくれなくなったり
喜ぶどころか迷惑がったり、反発したり。
自分の手に負えないと
子供との接し方がわからないとか
子供のことがかわいく感じられなくなってしまった
と悩んでしまう母親が最近増えています。
いわゆる反抗期ってやつだったりするのですが
それを母親の方がうまく受け止められなく
なってしまうのが原因で悩んでしまう場合が多いです。
自分がお腹を痛めた子供と言っても
子供には子供の人格があり
子供の世界、子供の人生があります。
成長していく過程で
自分の意思で行動したり
外との繋がりを持つことは
ごくごく自然のことです。
だからといって、決して母親である
あなたのことを嫌いになったとか
そういうことではありません。
母親が見守ってくれているという安心感
何があっても母親だけは味方でいてくれるという
信頼感があるからこそ
子供は新しい世界に飛び出したり
色々なことにチャレンジしていけるのです。
あなたにとっては、間違っていること
危ないと感じることでも
本人が納得できるまでやらせてあげることが必要です。
親にとっては子供はいくつになっても
子供のままで心配な存在です。
自分が守ってあげないとと思うのも当然のことです。
でも、守るというのは
何でもかんでも手を出したり口を出したりして
親の言う通りに動かすことではありません。
子供がやることを黙って見守ってあげるということも
とても大事なことです。
そして助けを求めてきたときに
しっかり助けてあげればいいんです。
子供も成長するにつれて
大人に近づきながらも大人になりきれない
まだまだ自分だけでは生きていけないと
もがいたり悩んだりしてるんです。
だからこそ、一番甘えられる
母親であるあなたに甘え
反抗的な態度を取ったり
いうことを聞かないわけです。
いうことを聞かなくても
ニコニコしましょうとは言いません。
喧嘩したって構いません。
「憎たらしい」と思うことがあっても
自分を責める必要もありません。
ただし絶対に
「あなたなんて産まなきゃよかった」
「あなたみたいな子供は私の子じゃない」
という言葉だけは言ってはいけません。
子供はあなたのことを「安全基地」だと
思っているからこそ、安心してわがままを言ってるんです。
あなたのことを嫌っているとか憎んでいるわけではない
ということだけは、しっかり覚えておいてください。