「専業主婦」だから幸せじゃない!?

「子供のことはかわいいけど、育児と家事だけの毎日に
 楽しみを見いだせないでいる」

「私も何か才能があれば、子供を産んでもバリバリ仕事をして
 充実した毎日を送れたはずなのに・・・」

「私には何の取り柄もないから、専業主婦をやってるしかない」

専業主婦の女性からこういう言葉いっぱい聞くんですけどね。

だけど、せっかく結婚して、ダンナさんの収入で生活できてて
かわいい子供に恵まれて・・・
それなのに幸せじゃないってこと!?

たしかに今は昔と違って、女性も大抵一度は就職しますし
学生時代にアルバイトを経験したりして、
なんらかの形で社会で働く経験をしていると思います。

だから、余計に外の世界との接点がなくなってしまったと感じて
寂しさやむなしさを感じるのかもしれませんが・・・

家事や子育てだって立派な仕事だし
それを毎日こなしているあなたは「何もできない」人ではありません。
主婦をこなすことだって立派な才能です。

それに子育てって、今まで知らなかった
「新しい世界」とのつながりでもあります。

独身時代や、働いていた時とは違った
新しい出会いや新しい体験があります。

主婦という「職業」にもっと自信とプライドを持っていいはずです。
自分で自分の評価をどんどん下げる必要はありません。

専業主婦に幸せを感じられない人の中には
結婚を「逃げ場」にしてしまった人もいます。

仕事がうまくいかなかったり、人間関係に疲れたり
将来に対しての不安が大きくなったりして
「結婚すれば、解決できる」って結婚してしまった場合

また新しい問題や悩みにぶつかって
「こんなはずじゃなかった」と不満が出てきてしまうわけです。

「あのまま仕事を続けていれば、もっと自分らしく生きられたのに」
「私には、もっと才能があったはずなのに・・・」
「結婚さえしなければ、もっと華やかな人生だったのに」

と、ダンナさんや子供の犠牲になってしまっていると
不満ばかりが募ってきてしまうのです。

どちらのタイプにしても共通して言えるのは
「今の自分を受け入れられていない」ということです。

毎日かわいい我が子の成長を見て幸せを感じたり、
家族のために一生懸命用意した夕飯を「おいしい」って
喜んで食べてくれる家族の姿に幸せを感じたり、

幸せだと感じられることはたくさんあるはずなんです。

だけど、それを素直に受け入れることができないで

「どうせ私には何の才能もないから、
 このくらいで満足しないといけない」

「私が本当に望んでたのはこんな生活じゃないはずだ」

「もっと幸せになれるはず」

と、「今くらいの状態で幸せなんて言ってたら損でしょ」
って思いが強いように感じます。

結婚して、子供を産むっていうのは
最終的にはあなた自身が選択したわけです。

誰の犠牲にもならずに、自由にやりたいことをやりたい
好きな仕事を思い切り続けていきたいと考える女性は
逆に結婚という選択を捨てる場合もあります。

自由を手に入れた女性は、常に不安定な環境だし
孤独だと感じることも少なくないはずです。

どちらも自分自身が選択した生き方なんです。
だったら、それをしっかり受け止めるべきです。

そして、ないものねだりをしないで
あるものに感謝して、幸せを見つけてください。

主婦には主婦ならではの「幸せ」の形があります。
もっと、主婦だってことに自信を持って、幸せを感じてください。

関連記事

 

ページ上部へ戻る