子育てだけを「生きがい」にはしない

専業主婦には専業主婦の「幸せの形」があるよね
というお話をしましたが

「専業主婦」だから幸せじゃない!?

ただ、1つ気をつけておかないといけないことがあります。
それは『子育てだけを生きがいにはしない』ということ。

子育ては人生の中で、特に女性の人生の中で
幸せや生きがいを感じる大きな要素であることは間違いありません。

だけど、子供というのはやがて成長し
親から離れていきます。
子育てというのは「期間限定」なんです。

いくら、あなたがいつまでも子育てをしていたい
子供が自分の人生すべてだと言ったところで
子供は必ず成長しますし、子供には子供の人生があります。
あなたの元を離れていくときが必ず訪れるわけです。

だからこそ、子育てだけを生きがいにしないということは
とても大切なことなんです。

子供だけが自分の幸せになってしまうと
子供の自立を受け入れられなくなったり
子供が自立した時に、大きな喪失感に見舞われ
抜け殻のようになってしまうこともあります。

そのためにも、子供に手がかからなくなった時
子供が自立した時に、自分らしく生きるための
夢や目標を持つことが大切です。

子供が小さいときは、子供との時間を最優先させ
その限られた時間を思い切り楽しみながら
その後のライフプランを考えてみましょう。

例えば、子供が小学校に上がるまでは
子育てに専念する時期にするけど
小学校に上がったら、少し働いてみたい
と考えたとしたら

子供が幼稚園に通い始めたら
子供のいない時間帯に、少しずつ勉強して
資格を取ってみるとか

将来は自分の趣味を生かして
小さな教室などを開いてみたいと考えたら

子供のいない時間帯を
趣味のスキルアップのための時間にあてるとか
教室を開くために必要な資金を貯めるために
少しずつ働いてみる

こうやって、目標がしっかりあると
今やっていることそのものも充実してきます。

子育てを「やらされている」という意識でなく
今、子育てに専念してるのは自分が選択したこと
だから、この時をとことん楽しむというように
自分のやっていることに納得もでき
幸せも感じることができます。

あなたにも子供にも
「自分の人生は自分で決める」権利があります。

あなたが子供を産んで子育てをするという
人生の選択をしたように

子供にも、自我が芽生え
自分の人生を考える時期が必ず来ます。

その時に
「あなたはあなたの好きな人生を進みなさい」
「私はあなたを育てることができて本当に幸せだった」
「私も、これからはまた違う幸せの形を進んで行くわ」
と笑顔で言えるようにしておきましょう。

自分らしい人生設計を考えつつ
あっという間に過ぎてしまう「子育て期」を
思いきり楽しんでください。

関連記事

 

ページ上部へ戻る