自分の好きなことが一番できる場所

ここ数日、オリンピックのエンブレムの問題で
テレビやネットは大騒ぎですよね。

この問題自体は、ここでどうこう
書いていくつもりはないのですが。

この問題を特集してた
ある番組を見てて

あのデザイナーさん、独立する前は
すごく評判が良かったみたいなんですよね。

仕事もすごくできるし
会社としてもすごく評価してて
仕事もどんどん任されてたらしんです。

その後、その会社を辞めて
独立をして
しばらくは順調だったらしいんですよね。

それが今回のような大問題を・・・

 

この人って、デザイナーとしてだけ
やってたら、うまくいってたのかもしれないなぁって
ふと思ったりしたわけです。

企業の中で「デザイナー」としてだけ
働いていたら

デザインにだけ没頭できただろうし
もし今回のような問題が起こりそうになった時は
社内のその手のプロたちがきちんと
フォローしてくれただろうし

とにかく他の「雑務」に
気を取られることなく
自分の「仕事」に集中できたんだと思うんです。

だけど、独立しちゃえば
仕事を取らないと収入はないし

大きくなれば、社員も雇わないといけないし
その人たちが困らないように、
仕事もどんどん取らないといけないし

経理みたいなこともしないといけないし
営業活動だってしないといけないし。

それに会社の中でデザイナーしてた時は
「〇〇会社の誰それさん」

って会社名で信用されたりすることも
多かっただろうけど

独立しちぇば、そういった肩書きも
全部なくなっちゃうからね。

デザイナーだけやってれば
最高に仕事のできる人だったかもしれない

それが独立しちゃって
経営者になっちゃったから
デザイナー以外の仕事がどんどん増えて。

でも、実はそういった
経営者としてのセンスが
全くなかったのかもしれないなぁと。

 

このデザイナーさんだけに限ったことじゃなく
そういうことで苦しんでたり、失敗しちゃう人って
とっても多かったりするんですよね。

 

例えば、ネイリストさんとかでも
ネイルサロンで、人気ナンバー1になったりすると

「いつまでも人に雇われてないで
 独立した方が自分にとって良いに決まってる」

って独立したけど

お客さんが来ない
全然儲からない

結果、借金ばっかり膨らんで
どうしようもなくなる。

「どうして?」

って相談してくる人がいるけど

ネイリストとしては最高の腕を持っていても
商売のセンスがあるとは限らないってことだよね。

自分が一番輝ける場所
自分が好きなことを思いきりできる場所

を、見間違えちゃったってことだと思う。

こういう「能力」があると
人に使われると損するとか
独立するのが当たり前って考えがちだけど

別に、自分の力が一番発揮できて
自分の好きなことに没頭できれば

損とかってないと思うし

別に独立することが素晴らしいって
わけでもないからね。

 

結局は、自分の好きなことを
最大限できる環境はどこか?

そこを突き詰めていけば

独立しようが、どこかに勤めていようが
それこそボランティアだろうが

自分らしさを最高に発揮できるんじゃないかな?

 

それでは、また♪

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