周りから「しっかり者」「頼りがいがある人」
「いい子」「優等生」・・・って思われている人って
ついつい周りからの期待に応えてしまって
自分が人に頼ることが苦手って人が多いです。
人から頼られると、ちょっと無理してでも
何とかしてあげようって頑張るけど
自分が「助けてほしい」とは口に出せない。
本当は大丈夫じゃないし
本当は助けてほしいのに
「恥ずかしい」とか「かっこ悪い」って思ったり
「もし断られたり、傷つくのが怖い」とか
「ダメな人間って思われたくない」って
変にプライドとか思い込みが邪魔しちゃってるんですよね。
一人で頑張るってことも本当に素晴らしいことだと思います。
だけど自分一人ではどうしようもないことって必ずあります。
そういう時はきちんと「助けて」って言ってください。
こういう頑張り屋さんって、小さい頃から親に
「人に迷惑をかけない人間になりなさい」
「人に甘えてばかりじゃいけません」
「人の役に立つような人間になりなさい」
というようなことを言われ続けてきて
その言いつけをしっかり守ってきてるんですよね。
だけど
迷惑をかけたっていいんです。
弱音を吐いたっていいんです。
人に甘えたっていいんです。
一人で何もかも抱える必要なんてありません。
本当に苦しいなら
本当に助けてほしいくらい辛いなら・・・
周りの目を気にしている場合じゃないですよね。
最後まで自分のことを守れるのは自分だけです。
自分自身を守ってあげるためにも、ちゃんと助けを求めましょう。
もしかしたら、助けてくれない人もいるかもしれない。
手を貸してくれても解決できない場合もあるかもしれない。
だけど、絶対にあなたのことをきちんと助けてくれる人がいます。
100人中1人かもしれないけど、
そのたった1人が助けてくれれば十分ですよね。
あなたができないこと
あなたが助けを求めたいこと
もしかするとあなたのまわりの誰かは
得意なことかもしれません。
あなたができなくても、得意とする人が
きちんとやってくれます。
あなたが「助けて」「手伝って」ってお願いすることで
その人の得意なことを活かしてあげることもできるんです。
無理してあなたが一人で頑張ってしまうことで
せっかく自分の得意分野を活かせる場所を
奪られてしまっているかもしれない人もいるんです。
あなたはあなたの得意なことで頑張ればいい。
助けを求められたら、あなたのできる範囲で
手を差し伸べてあげればいい。
あなたができないことは、他の誰かに
しっかり助けてもらえばいい。
そうすれば、あなただけでなく
あなたのまわりの人も幸せになれます。
それぞれが活躍できる場所を見つけ
それぞれが人の役に立つことができて
それぞれがいつでも「助けて」ということができる。
そんな環境を作っていってください。
人に何かを与えることもとても素敵なことだけど
人から受け取るってことも同じくらい素敵なことです。
あなたが誰かから受け取って、幸せになることで相手も
「役に立てて良かった」「喜んでもらえてよかった」と
幸せな気持ちになれるんです。
周りに幸せになってもらうためにも
もっと周りに甘えてみてください。