義務教育って何?
新年度も近いので
今日は改めて「義務教育」について
お話しようかなと。
「義務教育」については
このブログで何度も取り上げてるので
今さら感も強いでしょうがw
でも、けっこう大事なことなので
もう一度お話しちゃいます。
「義務教育」の「義務」っていうのは
子供が学校に行く義務だって
思われてることが多いですが、それは違います。
この義務は子供にではなく
親に対する義務です。
でもって、教育を受けさせる義務っていうんじゃなく
子供自身の教育を受ける「権利」を守る義務です。←ここ大事♪
でね、教育の目的について
文科省が素晴らしいこと言ってるんですよ。
『「我」の世界と「我々」の世界を生きることのできる人間を育てることが必要』
これが教育の目的であって
その上に義務教育っていうものがあるんです。
ということは、学校に行くということ自体が重要だって
ことではないんですよね。
上に書かれているような人間に育っていってくれることが
一番重要であって「目標」なわけです。
義務教育や高校、大学・・・というような学校教育は、
その目標を達成するための手段の1つってわけです。
で、子供自身の教育を受ける「権利」を守ることが
親の義務なわけでしょ。
てことは、教育の受け方は
子供が選んでいいってことだよね。
学校で学びたいって子には、学校に通わせてあげる。
学校以外の場所で学びたいって子供には、そっちに行かせてあげる。
家で勉強したいって子には、家で勉強させてあげる。
それが権利を「守る」ってことなんじゃない?
それに勉強ってなにも
教科書使って、参考書使って、問題集解いて・・・
ってだけじゃないですよね。
それだって今は色々なスタイルがあるし、選択肢があるわけで
その子が望むスタイルで勉強できるようにしてあげるのが
親の「義務」=義務教育なんだと思います。
さらに言うと、それぞれ必要な勉強
学びたいことは違うわけです。
必要な時に必要な勉強を出来るようにしてあげる
本人が「学びたい」と思うことをサポートしてあげる。
それぞれ思い描いている人生も違うわけだし
好きなこと、興味があること、やりたいことも違う。
ということは、もちろん必要な勉強も、必要な時期も
みんな違って当たり前なんだよね。
「せめて義務教育くらい、ちゃんとしないと」
「義務教育なんだから、学校に行かせないと」
っていうのは、そもそも間違ってますからね。
親として、子供の教育を受ける権利を
しっかり守ってあげましょう。
P.S 4月のキャンペーン企画読みましたか?
それでは、また♪