親も子供と一緒に成長していくんです。

子供の話ちゃんと「聞いて」あげれてますか?

子供の悩みをちゃんと聞いてあげなきゃ
子供の話をちゃんと聞いてあげなきゃ

って頑張ってるつもりが
ちょっと残念なことになってる場合もあるって
気付いてましたか?

 

「最近学校とかどう?」
って話のきっかけを作って
子供と話をしようとする姿勢は
すごくいいんですよね。

で、子供も最初は
「別に・・・普通」

くらいしか答えてなかったのが

少しずつ
「実はさ・・・大したことないけど・・・」
「部活でさぁ・・・」
「クラスの〇〇って子がさぁ・・・」
「〇〇先生がさぁ・・・」

ってポツリポツリ悩みを打ち明けてくれます。

そして、佳境に入ってくると

「ママ(パパ)もそういうことあったよぉ」

って自分の体験談を親が熱く語りはじめますw

「〇〇(子供)よりもっとひどかったんだよぉ
 だけど、それに負けずに乗り越えてさぁ・・・
 今となってはいい思い出っていうか、
 あの時頑張ったことは、今無駄になってないって思える。

 だから〇〇も頑張りなよ」

みたいに話を〆て

『子供の話をちゃんと聞けて良かった』
『子供の悩みを理解してあげれてよかった』

『自分の体験談が子供にも役に立ってよかった』
『これであの子も頑張れるだろう』

って自己満足しちゃったり。

 

だけど、肝心の子供の方はというと・・・

『ママ(パパ)はそうだったかもしれないけど・・・』
『似てるかもしれないけど、違うしw』
『ママ(パパ)の時代とは違うんだから・・・』
『乗り越えられてれば誰も苦労しないしw』

って腹の中で悶々としながら

「へ~そうなんだぁ」
「そっかぁ、ママ(パパ)も似たようなことあったんだぁ」
「わかった、頑張るよ」

ってニコニコと答えます。

そして

『結局、親に話してもこんなもんなんだよね』
『結局、自分のことなんてわかってもらえないんだよね』
『結局、自分の話ばっかりで聞いてくれないじゃん』

ってなってしまって

その後、悩みを打ち明けてくれなくなってしまいます。

 

話を聞いてあげる
悩みを聞いてあげる

というのは、親の話を聞かせるってことじゃありません。

聞いてあげてる方が、話してる時間長くなってませんか?

「聞く」というのは「聞く」ですからね。

子供の話を聞いて、受け止めてあげる。
子供が「どうしたらいいかな?」って意見を求めてきたら
はじめて答えてあげる。

その意見も押し付けるんじゃなく
「ママ(パパ)はこんな感じで乗り越えたことがあるけど・・・」
くらいに、あくまでも「意見」として伝える。

そして子供に
「あなたは、どうするのがいいと思う?」
「あなたは、どうしようと思ってる?」

って子供の意見を聞いてあげて
それを受け止めてあげる。

あとは
「あなたがそう思ってるんなら、やってみればいい。
 それでまた困ったら、ママ(パパ)がちゃんと助けてあげる」

「ママ(パパ)はいつでも、あなたの味方なんだから
 何も心配しないで大丈夫」

それをきちんと伝えてあげさえすれば
子供も、親に話せば大丈夫なんだ
親に相談してよかった

って安心して悩みと向き合えます。

きちんと話を「聞いて」あげてくださいね。

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