親も子供と一緒に成長していくんです。

21世紀の新しい「人類」


昭和を生きてきた親は
一生懸命勉強して、いい学校を出て
学校を卒業したら、今度は一生懸命
仕事を頑張るのが当たり前だと思っていた。


これが昭和の「常識」だったんだよね。

いい学校を出れば、いい会社に就職できる。
一生懸命仕事すれば、それだけお給料が上がる。

そうすると、家族の欲しいものも買えるし
安定したゆとりのある生活も出来る。

 

そういう高度成長期のがむしゃらな時代を
生きてきた親の親世代の影響をいまだに
引きずってる部分があって。


実際に毎日仕事をしていて
あの頃とは全然変わってきているってことは
頭の中ではわかっているというか
実感してるはずなのに


子供のことになると
「あの頃」のままを押し付けようとする。

 

で、子供はというと・・・

親が一生懸命働いてるのはわかってる。
家族のために頑張っていることだってわかってる。


だけど、自分がそういう生き方をしたいかといえば
したいとは思ってないんですよね。


「今の子供は甘い」とか
「ハングリー精神がない」とかいうけど


生まれた時から何でも揃っていて
欲しいとか欲しくないにかかわらず
身の回りにありとあらゆるものが溢れている時代を
生きている子供達って
それほど物欲ってないんですよね。


そんな中で育ってきてるんだから
昔に比べたら甘くなっても
ハングリー精神がなくたって

それは子供達が悪いんじゃなくて
そういう「時代」だってことです。


モノが溢れかえってるから
逆にモノを欲しいと思わない。

欲しいものがないから
そんなにお金を必要とも感じない。


仕事に縛りつけられて終ってしまう人生じゃなく
もっと自分らしい人生を送りたい


お金がないならないなりに
「ビンボー」を楽しもうって感じだし。

 

20世紀と21世紀は全然違うってことを
親の方がしっかり受け入れないと

いつまでたっても
子供と分かり合うことなんてできないよ。


子供達は自分たちとは違う「人類」だってこと(笑)

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