色々経験してほしいって言いながら・・・
娘がダンスをやめるという決断をしたことに
勝手にザワザワしてた私ですが
色々と考えているうちに
「やっぱ、親って勝手な生き物なんだなぁ」
って、ところに行きついてしまって。
子供って小さい頃、色々習い事を
したがったりするじゃないですか。
理由はけっこういいかげんで
友達がやってるからとか
テレビで見たからとか。
しかも親が習わせたいものとは
全然違うものだったり
行かせたい教室じゃなく
違う教室やスクール、チームを
希望してきたり。
そうすると親は
「友達がやってるからって
本当にやりたいって思わないとダメ。」とか
「あなたには向いてないと思うよ。」とか
「習うんなら途中でやめちゃダメなんだよ。」とか
色々と言うじゃないですか。
だけど、よく考えたら
そんな小さな子供が本当にやりたいことなんて
わかるわけがなくて。
だって、全然経験値が低いんだから。
興味を持っても
それが本当に自分に向いてるかどうかなんて
やってみなきゃわからないし。
色々なことを経験してほしいとか
色々なことに興味を持ってほしいって
願うくせに、あれこれ難癖つけてるんだよね
親ってやつはw
で、実際に何か始めて
期待以上の結果を出し始めると
親の方が子供以上に
熱心になっちゃって。
子供は成長とともに
また新しいことに興味を持ったり
自分の好きなことを
見つけはじめたりして
今まで習ってたことじゃないことを
やってみたいと思って
思いきって親に相談すると
「ここまで頑張ってきて
何で辞めようなんて言い出すの?」とか
「そんな中途半端でやめてどうするの?」とか
言いたい放題で。
たしかに何かを継続するってことも
大事なことだけど
まだまだ色々な可能性を持っている時期に
そういう興味や好奇心をもっと大事にしてあげるのも
親として大切なことだよね。
親だって、色々なことやってみては
途中でやめてしまうってこと
今だってあるわけだし。
ただ、それは自分自身で決断できるから
誰にも言わず、勝手に始めて勝手にやめて。
子供にはまだそういう最後の
「決定権」っていうのを持たされてなくって。
やりたいと思っても
やめたいと思っても
最後の最後は親が許可してくれないと
動けないわけだから。
親はその「決定権」を利用するんじゃなく
本当に子供の気持ちに寄り添う必要が
あるんだよね。
今回の娘のダンスやめます宣言で
あらためて、考えさせられました。
それでは、また♪