子供のSOSに気づいてあげるために・・・
新学期になると増える
子供たちの自殺や家出。
ニュースで目にしたりすると
「ここまで追い詰めなくても・・・」
「学校なんな休ませればいいのに」
って思いますよね。
人ごとだと、そうやって思えるんですよね。
ていうか、人ごとだからこそ、
客観的に、そして冷静に考えられるんですよね。
家出するくらいしんどいなら
学校なんて行く必要ない
自殺するほど学校が辛いなら
引きこもったっていい
ニュースを見るたびに
そう感じますよね。
だけど、いざ自分の子供が
そういうSOSを出していても
なかなか気づくことができない。
どこかで
「自分の子が自殺するほど悩んでいるわけがない」
「うちの子が家出を考えてなんているわけがない」
「うちの子は、大丈夫」
って、考えちゃってるんだと思うんです。
ちゃんとコミュニケーション取ってるし
会話だってちゃんとしてるし
何かあればちゃんと相談してくるはずだし
って思ってるんですよね、親って。
だけど、実際はなかなか相談して来ないんですよ。
いや、最初の頃に相談したり、
ボソッとつぶやいたりしてるんです。
「学校面倒だな・・・」
「学校休みたいな・・・」
「あぁ、かったるい・・・」
でも、たいてい
「何言ってるのよ。体調崩してるわけじゃないんだし
ちゃんと学校行きなさいよ(笑)」
「もうじきテストなんでしょ。
今休んだら大変じゃないの。
頑張ってきなさいよ(笑)」
「あとちょっとで週末だし
週末ゆっくり休みなさい」
って、それほど深く受け止めないで
サラッと流しちゃったりするもんです。
私も散々やりました。
でもね、これが実は子供からの
SOSだったりするんですよね。
これで親の反応を見る。
そして、親に打ち明けられるか
打ち明けられないか
判断してしまう。
もうちょっと、きちんと言ってくれれば・・・
って、親は思うけど
子供なりの精一杯だったりするんです。
そのあとは親に心配かけないように
親に言ってもたぶん解決できないって
自分で抱え込んじゃうんです。
このあと、どうしてもダメだって
体調を崩したりしてくれれば
親も気付けて、
学校を休ませる決断も
できたりするんですけど
(我が家はこのパターンだったかなw)
これすらできない子も
実はとっても多くって。
だからこそ
「学校休みたいなぁ」
「かったるいなぁ」
っていう言葉も
サラッと聞き流すんじゃなく
ちょっと気にしてあげて
場合によっては休ませてあげる
これが甘やかしになるかもしれない
だけど、それならそれでも
いいと思うんです。
大事なサインを見過ごして
取り返しのつかないことになるより
甘やかしちゃって
あとで子供が苦労するくらいの方が
よっぽど笑ってられるでしょ。
甘やかすことを禁止しすぎないで
もっと、子供の言葉に向き合ってみてください。
それでは、また♪