褒められたいんじゃなくて、喜んでほしい
子供を叱って育てるのは良くないとか
子供はほめて育てようとか
でも叱らないで甘えさせるのは良くないとか
褒めてばっかりだと褒められないと何もしないとか
じゃあ、親はどうすればいいんだ!!
って頭ん中がグルグルしちゃって
わけわかんなくなっちゃいますよね。
まず、叱るとか褒めるっていうのは
相手をコントロールしようとして
出てくる行為なわけです。
ということは、親は子供より
上の立場にあるという
力関係の上に成り立ってて
親は自分の力で
子供を自分の思い通りに
コントロールしようとしてるんですよね。
だから、ついつい
「子供のくせに・・・」
「何もわかってないくせに・・・」
って口走ってしまったり
「親の言うことは聞きなさい!」
って、上から発言したり(笑)
結局、親の都合で
褒めたり、叱られたり
しちゃうわけなんですよね。
だから
叱って育てるなとか
褒めて育てるのも違う
って話が出てくるんだと思うんです。
それじゃあ、どうすればいいの?
認めてあげればいいんです。
子供が何かしてくれたら「ありがとう」
嬉しいことがあれば「嬉しい」
でね、嫌なことがあったら
「ママ、それは嫌だな」
「ママ、それムカつく」
でいいんです。
それを
「〇〇ができて偉いねぇ」
「○○しないのはいけないでしょ」
って親の力を使って
褒めたり叱ったりして
コントロールしようとするから
おかしくなっちゃうんだよね。
100点取って、めちゃめちゃ褒められた。
たしかに子どもは褒められて
すごく嬉しいよね。
親に褒めてもらいたくって
もっと頑張って、次も100点取った。
また褒められて
だからまた頑張った。
だけど、毎回100点取ると
親はそれが「当たり前」になっちゃって
褒めなくなってしまう。
それどころか、ちょっとでも点数が悪いと
ものすごく怒ったり。
他の「ダメ」な部分を叱ってきたりとか。
100点取っても全然褒めてもらえないし
叱られることの方が増えちゃえば
100点取っても意味ないし~~~
って、子供が思うのは当たり前なことで。
それが100点取った時に
「すごいねぇ~~~ママも嬉しい」
って、子供と一緒に喜んで
100点取れなかったときは
その時の子供の気持ちに寄り添って
「そっかぁそれは悔しかったね」
「そっかぁ、残念だったね」
「また次頑張ればいいじゃん」
って、一緒にくやしがったり
残念がったりでいいんです。
子供って、親に褒められたいわけでも
叱られたいわけでもなくって
ただ、認めてほしいんです。
どんな自分でも、認めてくれてるって思えば
そんなお母さんやお父さんの喜ぶ顔が
いっぱい見たいなぁって
お母さんやお父さんの喜ぶ顔を見れるのが
自分にとっても幸せだなぁって
そのために頑張れちゃったりするわけです。
親が子供の幸せを願うように
子供だって親に幸せでいてほしいわけです。
そう考えると
親だからとか子供だからって
力関係なんて
必要ないよね?
褒められたいんじゃなくて
喜んでほしいんだよ。
それでは、また♪