偏差値だけで子供の価値を決めないで!
子供にとってというか、親にとっても
子供の学校の成績ってすごく大きな意味を
持っているかもしれません。
特に、中学や高校になると
学校の成績はもちろんだけど
偏差値というものが、
これからの人生を決めてしまうと
思ってしまうほど大きな存在ですよね。
でもね、偏差値の高さで
その子の価値が決まるわけないですから。
偏差値なんて、あくまでも
進学先を決めるときの参考データの
一部分でしかなくって。
しかも学校側が求めている
学力っていうか答えに
きちんと答えられるかどうかってだけで。
以前、すごく英語が好きで
日常会話以上のスキルを持っていたけど
なぜか学校の成績が「3」しか取れない子がいました。
英会話はそれこそ英語の先生以上にできます。
だけど、学校で習う英会話とは違うわけです。
その上、文法は学校で習うのとは
全然違う文法を身につけていました。
外国人としゃべったり、
手紙やメールのやり取りは
完璧にできてるけど
学校の答えとしては
「不正解」なので
成績が良くならなかったんです。
その子は、この成績がネックで
第一志望の学校をあきらめましたが
逆に自分のスキルをもっと上げられるようにと
留学したりして、
英語力を活かす仕事に就きました。
こういうことっていっぱいありますよね。
学校の英語は嫌いだけど
洋楽とか洋画が大好きで、そういった英語は
一生懸命勉強してるとか
学校が認めてくれるような
本は一切読まないけど
自分の興味のある本なら
いくらでも読んでるとか
先生が求めてくるような
「正しい絵」は描けないけど
自分の世界を持った
素敵な絵を描くことができる子とか・・・
学校の成績や偏差値だけで
計ることができない能力や才能を
持っている子がいっぱいいるわけです。
進学先を決めるのに
偏差値や学校の成績を無視することは
できないかもしれないけど
だけど、それだけで
「できる子」「できない子」が
決まるわけじゃなくって
そんなことでその子の価値が
決まるわけでもなくって。
勉強だって、学校の勉強だけが
勉強じゃないから。
もっと子供の本当の力を信じて
その力を伸ばしてあげればいいと思います。
それでは、また♪