「頑張れ」より「頑張ってるね」
親って、子供に向ってついつい
「頑張れ」って言っちゃいます。
親は子供がもっとやる気を出してくれればとか
もっと結果を出して自信をつけてくれればとか
子供のためを思って言ってることなんだけど。
よく、うつ病の人に
「頑張れ」って言ってはいけない
って言いますよね。
あれと同じです。
子供はみんな頑張ってるんです。
親から見たら、大人から見たら
ほとんど成長してないように見えるかもしれない
いつも親を困らせてばっかりいる
問題児かもしれない
だけど、そんな子供達だって
その子なりに必死に頑張ってるし
必死にもがいてるんです。
そんな子供たちに
「頑張れ」って言ったら・・・
「自分は頑張ってないのか?」
「こんなに頑張っても頑張ってないって思われてる」
って自分を否定された気持ちになります。
私たちだってそうですよね。
毎日、育児と家事に追われて
ヘタしたら仕事まで抱えてて
もういっぱいいっぱいなのに
「もっと頑張ろう」
って言われたら
「うん、頑張る♪」
って素直に言える人の方が少ないはずです。
「はぁ?これだけ頑張ってるじゃんか。
なんで私一人がこんなに頑張らないといけないの?
あんただって、何とかしなさいよ」
くらいは思うはずです(笑)
一生懸命頑張ってる時に
「頑張れ」って言われても
素直に受け取れるわけがありません。
それよりも
「頑張ってるよね」
って認めてあげましょうよ。
どんなに問題児でも、
成長の見えない子でも
頑張ってるところは必ずあります。
そこをしっかり認めてあげて
「頑張ってるね」
って言ってあげてください。
それだけで
「自分のことわかってもらえてる」
「自分のこと、ちゃんと見てくれてる」
「自分のこと愛してくれてる」
って嬉しくなるものです。
そしたら自分から
「もっと頑張る」ってなるから。
「頑張れ」より「「頑張ってるね」
って言葉を使っていきましょ。