やりたいことは子供自身が決めることです
子供の将来の可能性に色々と
期待してしまうのは親として
当然というか仕方ないことですよね。
小さい時から英語を習わせて
将来は世界相手に活躍できるようにとか。
小さい時に習わせたスイミングで
予想外に成長しちゃって
水泳選手を目指すように応援しちゃったり。
塾に通わせたら、どんどん成績が上がって
「目指せ東大」って期待が膨らんだり。
子供も親に認められるのはうれしいし
「自分ってすごいんだ」って自信にもなるので
どんどん頑張ったりします。
だから、ますます成長して
親もますます期待して・・・
でも、子供も大きくなるにつれて
どんどん新しい世界を見て
新しいことに興味を持ったり
違うことをやってみたくなったり。
それに、今まで順調にいっていたことに
限界を感じてしまったりすることもあるし
自分の中でやりきったと満足し
やめてしまいたくなることだってあります。
例えば、中学になると部活が始まりますよね。
うちの娘は、小1から続けているダンスを
優先させたいということで
文化部に入りましたが
友達の中には、バリバリの運動部に
入部した子もいます。
そして、部活の方が楽しくなり
ダンスのレッスンを続けることが難しくなったために
ダンスをやめるって言い始めたんですね。
両方続けることができれば続けたかもしれませんが
現状としてはそれは非常に厳しかったので
その子なりに天秤にかけて、部活を選んだんです。
ところがお母さんとしては
ダンスを続けてほしかった。
なかなか上手でしたからね。
お母さんとしては、もしかしたら
将来ダンスで生計を立てることが
出来るかもしれないと期待してたんです。
部活をいくら頑張っても
そこまでの期待はできない・・・
だったらダンスを続けるべきだって
考えたようです。
だけど、それは親ではなく子供が決めることです。
ダンスを続ければ、それで成功するかもしれないけど
しないかもしれないわけですし。
部活自体でどうこうなることはないかもしれないけど
部活をきっかけに、新しい可能性が広がることだってあります。
子供の頃は、まだまだどこに可能性があるか
どんな力があるのかって未知数ですから
子供がやりたいこと
子供が興味のあることに
制限をかけないで応援してあげることも
大切ですし、
子供が新しいことを始めるために
今までやってきたことをやめると決めても
それを尊重してあげるべきです。
一度やめたからといって、
今までやってきたことが無駄になることはないですし
もしかしたら
「やっぱりこれが好きだった」
って再確認して再開するかもしれない。
大事なのは子供の意思で決めさせてあげること。
親は、それを黙ってサポートしてあげるだけで十分です。
サポートはしても口は出さない。
黙って見守ってあげる。
だって、子供の人生は子供のものですからね。
親が決めるものではありません。
「どんな道に進んでもうちの子は素晴らしい」
子供の進みたい道信じてあげてください。