学級崩壊寸前のクラスもなんとか卒業・・・
息子の「加害者」事件も、2~3日もすれば
何事もなかったように、いつも通りの
学校に戻っていたようです。
それと同時に、怪我した子にすら
興味を示さなくなった周りの子や先生。
最初の1週間くらいで
手助けもほとんどなくなったようです。
そんな中でも、息子だけは
さりげなくその子のフォローをしていたみたいです。
(これも相手のお母さんからの情報w)
たしかに直接の原因は息子だったかもしれない。
だけど、友達が怪我をして不自由な思いをしてるのに
最初だけ大騒ぎして、あとは知らん顔って・・・
学校って「友達を大切に」とか「助け合って」とか
「みんな仲良く」とかって
いっつもエラそうに言ってるはずなのに・・・
そもそも先生自体が知らん顔ってwww
全部が全部そうじゃないとは思うけど
学校の現実というのを垣間見てしまった
事件だった気がします。
息子は、何人かの友達と仲良くしたり
本当に一握りの先生の言うことは聞いていたけど
あの事件以来、担任の言うことは
ほとんど聞かなくなったようですし
クラスの子とも、なんとなく
壁を作るようになっていました。
学校には毎日通っていましたが
けっこう教室から抜け出したり
学校の敷地から脱走したりしていたようです。
それでも、原因が担任にあったことが
多かったようで、家には何の連絡もなかったので
私がそのことを知ったのは
かなり後のことです。
それも学校からではなく、
お友達のお母さんや娘からという・・・
何ともお粗末な知り方でしたw
その後も、息子だけでなく
このクラスでは何度となく問題が起き
学級崩壊寸前の状態でしたが
学校側の「学級崩壊にはできない」事情のために
無理矢理、卒業を迎えたわけです。
小学校生活最後の1年がこんな調子だったので
今までの思い出も、かすんでしまった感がありましたが
「中学で仕切り直すから」
という息子の言葉が救いでした。
5年生の時の担任の先生が
「カイくんは本当にいい子だったよ。
私はカイ君が大好きだった。
あんなに優しくって強くって素直な
子供らしいまっすぐな子はなかなかいないよ。」
って卒業式後に涙しながら言ってくれたのは
本当に嬉しかったです。
でも
「中学になったら、もう1回やり直すさ」
という息子の思いも中学入学直後に
ズタズタにされることになるとは・・・