「もっと頑張らないと」
「もっと出来るようにならないと」
って、いっつも一生懸命頑張って
だけど、頑張っても頑張ってもまだまだ足りなくって・・・
そうやって頑張れば頑張るほど苦しくなってる人。
毎日死ぬほど勉強して、テストの点数も自分なりに満足してたのに
もっといい点数を取ってる人が何人もいて。
あんなにテストも頑張って、授業もまじめに受けて
宿題や提出物もきちんと出して、すごく「いい子」に
頑張ってきてたのに、自分よりいい成績の人がたくさんいて。
ずっと学年でトップで「すごいね」って言われてたけど
高校に進学したら、下から数えたほうが早いくらいの成績で。
みんなが憧れるような会社に就職したら
もっと「出来る人」ばっかりで、自分なんて何もできなくって。
もうね、ずーーーっと誰かと競争して、誰かと戦って、誰かと比べて。
「あの人よりいい成績取った」
「あの人には勝てない」
って・・・
戦い続けて疲れちゃって、生きて行くのが辛くなって。
これ以上、負けて傷つくのは怖い。
しかも、こういう気持ちってだんだん妬みに変わってきちゃうから
厄介だったりするんだよね。
「なんで、あの人ばっかり・・・」
「なんで、あんな人が・・・」っていう思いが
フツフツ湧いてきて、
自分だけじゃなく、相手まで傷つけてしまうことだってある。
人と比べて戦い続けてれば、絶対に「上の人」が出てきます。
自分が誰かに勝ったとしても、そのステージに行けば
また新しく「もっとすごい人」が出てくるんです。
だから誰かと比べて戦っている限り
いつまでたっても「まだ足りない」になってしまうわけです。
もう、そんな戦い下りちゃおうよ。
何で誰かと戦う必要があるの?
何で誰かと比べる必要があるの?
誰かより劣っていることがあっても
自分にしかない「何か」を誰でも持ってるんだから。
テストの点数が悪くたって
仕事が多少できなくたって
それでも「自分じゃなきゃ」っていうものは
誰でも持っていうし
みんな「あなたはあなただから素晴らしい」わけで。
誰かと比べて頑張り続けて
疲れて生きるのがつらくなるくらいなら
そんな「競争」からとっとと下りて
もっと違う、誰とも比べられないもので
戦ってみようよ。
他の誰かと戦うんじゃなくて
「自分自身」と戦わないと意味ないってことだと思うよ。