「理想の母親」像

母娘関係で苦しんだり
毒親に育てられた人ほど

「いいお母さんにならないと」
って思いが強いと思うんです。

自分が苦しんだから
子供には自分のような苦しみを
与えないようにしたい

子供を幸せにしてあげたい

そう思うのは当然のことだし
素晴らしいことだと思います。

 

だけど、「いいお母さん」って
どんなお母さんなんだろう。

自分が思ってる「いいお母さん」とか
「理想のお母さん」っていうのが

子供にとっても同じかっていうと
そうでもないと思うんです。

いつも家にいて自分のことを迎え入れてくれる
そんなお母さんが理想っていう子もいれば

お母さんが生き生きと仕事をしてて
自分らしく過ごしてるのを見てるのが
幸せって子供もいるし。

それに自分の理想とはちょっと違うけど
今のままのお母さんがお母さんらしくって
好きかもって子もいます。

 

私も「理想の母親像」に向って
頑張っていた時期がありました。

だけどどんなに頑張っても
子供は子供で。

喜んでくれることもあれば
鬱陶しいって感じていることもある。

こっちが「理想」と思ってたり
「いい」と思っていることが

子供にとっては、そうでもないってことも
いっぱいあったりして。

私には子供が二人いますが
同じように接しても

子供によって受け止め方も
感じ方も違います。

 

そう感じたときに
「そんなに頑張らなくてもいいんじゃん?」
って思っちゃって(笑)

理想のお母さんになろうって
一生懸命になるより

毎日笑って過ごしてた方が
自分にとっても子供にとっても
幸せでストレスフリーな毎日になるんじゃないかなって。

息子が私に向って
「ゆきって本当に適当だしいいかげんだし
 変な母親だけど・・・
 俺はそれでいいと思ってるし、好きだよ」

って言ってくれるんですけど

最高に嬉しい言葉だなぁって・・・

年中

「やっぱ、変だよ」
「普通の母ちゃんと違うんだよねぇ」
「母親らしくないよな」

って言われっぱなしだけど

「それでも、毎日楽しいし
 俺が俺らしく過ごせてるのが一番うれしい。」

「ゆきも無理して『母親』してないって感じが
 すごくいいし、こっちも気が楽。」

って言ってくれて。

理想のお母さんとか、いい母親って
結局は子供が幸せって思ってくれてれば
全部OKなんだと思う。

そして、それって子供も母親も
笑顔でいられることなんじゃないかな。

理想のお母さんを追い求めすぎて
笑顔を忘れちゃってません?

笑ってさえいればなんとかなるものかもよ。

 

それでは、また♪

 

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