「助けて」「手伝って」「手を貸して」って
簡単だけど、口にできない言葉たち。

本当はいっぱいいっぱいで苦しいのに
その言葉たちを言えないで

もっともっと頑張って
もっともっと無理して
もっともっと我慢して・・・

「助けて」って言葉って
使っちゃいけないと思ってて。

だって、子供の頃から親に

「人に迷惑をかけないように」
「人に甘えないように」

って言われてたもんね。

「助けて」って言ったら
あの人に迷惑かけちゃうもん。

「手伝って」ってお願いしたら
あの人が大変な思いするもん。

「手を貸して」って言ったら
あの人に余計な負担かけるもん。

それに「助けて」なんて言ったら
自分ができない人間だって
思われると思ってたし。

人に頼らないといけない
頼りないダメな人間だって
思われるって思ってたから。

 

もし「助けて」って言っても
自分のことを助けてくれるような人は
いないと思ってたしね。

誰かに助けてもらえるほど
価値のある人間じゃないって思ってたし。

 

だから、助けてほしくても
「助けて」って言えなくって

代わりに「大丈夫だよ」「平気だよ」って
言い続けて
ひとりで抱え込んで頑張ってきた。

 

だけど・・・

「助けて」って言ったら

「いいよ♪」って笑顔で助けてくれて
「頼ってくれてありがとう」って
喜んでもらえた。

自分も助かって、なぜか相手も喜んで・・・

 

「助けて」って言葉は
悪い言葉でもなんでもないんだよ。

実は相手もあなたの「助けて」って言葉を
ずっと待ってるんだよ。

助けてあげたいと思ってるのに
あなたが「大丈夫」っていうから
何もしてあげられなくって

あなたと同じように相手も
苦しんでるのかもしれないよ。

「助けて」っていう言葉で相手も

「私のこと頼ってくれた」って
「私のこと信頼してくれた」って

幸せな気持ちになれるんだよ。

そして、助けてもらったあとに
「ありがとう」っていうと

相手はもっともっと幸せになっちゃうんだよね。

 

「助けて」は素敵な言葉かもしれない。

 

それでは、また♪