一昨日、昨日と母が一泊で
外泊してきました。
入院前は、ご飯も食べす
「私なんて粗大ごみなんだから・・・」
と言っていた母ですが
すっかり元気になったというか
すっかり「自分勝手」なわがままな人に
なっていました(笑)
今までというか、入院前までは
とにかく人の目を気にして
いい人・すごい人・素晴らしい人で
いようと必死だったんですよね。
外ではそれが保ててたみたいなんですけど
家じゃねぇ、やっぱりバレバレなわけで。
それでも、何とか自分の「価値」を保つために
家族を利用してました。
私には私の家に来たり、電話してきては
父や弟の悪口や文句を言って
私に同情してもらおうと必死だったし
父や弟には、
私が極悪非道な女だと
言い続けていたらしく
おかげで、私と弟は
20年近く仲の悪い状態でしたw
でも、それも母の中で限界だったんでしょうね。
だから強制終了っていうか、入院って形で
幕を引いたんだろうけど。
ただ、母は私たちが何もかも知ってしまったことは
気づいていないので
こうなってからでも
何となく、色々と頑張っています(笑)
初めてそのことを知った時は
母に対してホントに腹が立ったし
自分の娘のことを、ここまでひどく言うのかって
今まで私がしてきたことって何だったんだって
すごくショックだったけど・・・
でも、今はもう許した(笑)
母も必死だったんだと思う。
そうしないと自分の「価値」を
見つけられなかったんだと思う。
自分のダンナさんや子供に対して
酷いことを言ってまで
自分を守るのに必死だったんだと思う。
そして、これも母の母である
祖母からの影響が大きいんだろうなぁ・・・
母親に愛してもらえなかった
母親に認めてもらえなかった
母親に受け入れてもらえなかった
って思いをずっと持ってたからね。
そして、自分は母親のようにはならないと
必死に頑張って
周りに認められる人間になろうって
必死に頑張って
ここまで来ちゃったんだろうね。
そう思ったらすごく切なくなったけど
それはそれで母が選んできたことだし
母は母なりにそれで幸せだったんだと思うし
「まぁいいかぁ~~~」
って思ってしまった(笑)
入院中に一気に物忘れが進んでしまって
家族としては色々と大変なんだけど
それが母が幸せになるために
選んだことなのかなぁって
思ったりもして。
そのおかげで、「自分のこと」以外に
ほとんど関心なく、好き勝手やってて
それなりに楽しそうで(笑)
物忘れがひどくなったと言っても
まだまだそれなりに普通の生活はできるので
今の状態の方が
母にとっても私たち家族にとっても
幸せなのかな・・・
年内には退院してきそうなので
しばらくはバタバタしそうですが
いい感じで新年を迎えられたらいいな。
それでは、また♪