人と違うことが「個性的」ではない

「自分らしく生きよう」とか
「個性を大切にしよう」という
話をすると、必ず何人かの人が

「私はほかの人と違った何かを持ってるわけではない」
「特別個性的なわけじゃないし」
「特に目立ったりするようなところもないし」

みたいなことを答えてきます。

雑誌とかテレビなどで
「個性的なファッション」とか
「ユニークな考え方ができる個性的な人」
みたいにほかの人と違って、ちょっとクセのある人を
「個性的な人」と紹介することが多いので

「個性」=「他の人たちとは違う」
「自分らしさ」=「周りの人たちとは違う」

というように捉えがちになってしまうかもしれません。

だけど誰でもその人その人の個性があるわけです。

学校や会社の制服のように
みんなで同じ格好をしていても
一人一人違いますよね?

中には制服を思いきりアレンジしちゃって
「個性」を強調する人もいますが(笑)

そんなことをしないで
制服をそのまま着ていても
「その人らしさ」というのは
自然に出てきています。

だって、制服を着ちゃったからと言って
友達や同僚がわからなくなるということは
ないですよね?

ちゃんと「その人」だって
認識できるはずです。

別に人と違うから個性的とか
人と一緒だから個性的じゃないって
ことではないんですよね。

誰もがみんな「その人らしい」わけです。

だから無理に人と違わないといけないとか
人と一緒じゃいけないなんて
考える必要はありません。

自分の好みが、たまたま他の大勢の人と
一緒だってことだってあるわけです。

人と一緒だろうが違っていようは
その人はその人です。

「その人らしさ」「個性」というのは
ほかの人と比べるものではありません。

自分自身の問題なのですから
他から見てどうかなんて関係ないんです。

今のあなたそのものがあなたの
「個性」であり
「あなたらしさ」
だってことを忘れないでください。

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