親も子供と一緒に成長していくんです。

笑顔になれる場所


昨日、娘のフリースクール日でした。
この形でのフリースクールは来月までということもあり
子供たちもかなり仲良くなっています。


フリースクールに通ってるってことは
それぞれ自分が所属している学校で
何かあったってことです。


うちの娘のように学校に行ってない子もいれば
学校には通ってるけど・・・って子もいたり
支援学級に通ってる子もいたり。


娘が通ってるフリースクールは
毎回男女合わせて10人前後が参加してますが
やっぱり色々な状況に置かれた子がいます。


それでも、ここに来ると
自分が所属している学校とは違って
みんな「普通」に接してくれる。


触れたくないことには触れなくていいし
話をしたければすればいいし

完全に「素」でいられるわけじゃないけど
それでも学校にいるよりは「自分」を出していい場所。

 

昨日は女子チームと男子チームに分かれて
バレンタインのチョコとメッセージカードを作りました。


親も親チームとして
頑張りましたよ~~~


いつも楽しそうにしてるけど
昨日はまた一段と楽しそうでした(笑)


女子はガールズトーク全開で
ワイワイを通り越して
やかましいのなんの(笑)


男子もお菓子作りなんて初めてなんで
女子にあれこれ突っ込まれながら
楽しそうに作ってました。


そして、親も・・・
けっこう楽しんでました(笑)


で、こういう時に
それぞれの悩みとかが
ポツポツ出てくるわけです。

世間話っぽく話しながらも
自分の中に溜まってるものを
吐きだしてるんです。


そして、みんなが何らかの傷を持ってるから
責めたり、拒否することなく
黙って聞いてあげてるんです。


たぶんみんなそういう「居場所」が
欲しくって通ってるんだろうなぁ。

 

で、いつもは最初から一緒に参加している
男の子たちと駅まで帰るんですけど

昨日はある女の子に誘われて
その子と寄り道をすることになった娘。

まだ2~3回しか一緒になってないし
名前もはっきり覚えてないような子だけど
2人でブラブラしてたようです。


そこでお互いのことを
ちらちら話して・・・


なんかスッキリして
帰ってきました。


学校に行った方がいいのかもしれない
だけど行けない・・・

やっぱり、不登校児は不登校児なりに
色々と抱えてるんです。


そして誰かにわかってほしい。


親は理解してくれてるけど
やっぱり親以外にもそういう存在は欲しい。


不登校児にだって
居場所って大事だよね。


たまたま学校に
居場所がなかっただけで

他に居場所があれば
笑顔で過ごせるんだなぁって。


このフリースクールに通ってる子たち
ホントにいい笑顔してるもん。


そしてお母さんたちも
ここで同じような状況の人たちと
過ごすことで

パワーをもらえるっていうか
「お互いに頑張ろうね」って
言葉にはしないけど、そういう気持ちになれる。


自分の子供のことも
ここでなら安心して
話せるしね。


不登校が長くなってくると
「こんなもんだよね」
って部分も多くなってくるけど


やっぱり色々と抱えてたり
考えてたり、悩んだりしてるんだよね。


そういうことを吐きだせる場所が
もっとあったらみんな笑顔になれるのにね。

 

それでは、また♪

 

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