親も子供と一緒に成長していくんです。

勝手に「不登校」にしないでよ

なんで不登校になっちゃったの?
って不登校児の親なら誰でも
悩むとは思うのですが。

その前に、そもそも子供が
「不登校かも!?」って感じたのは
何がきっかけですか?

 

学校を休みがちになったから?
学校に行くのを渋るようになったから?

 

で、その時、親や学校は子供に
どう接しましたか?

「何か悩みを抱えているんじゃないか?」
「学校でいじめられてるんじゃないか?」
「学校に行けないほど耐えられないことがあるんじゃないか?」

って心配したかもしれません。

で、子供に

「何があったの?」
「誰にいじめられてるの?」
「何が嫌なの?」
「何が辛いの?」

って聞いたりしませんでしたか?

そして、子供が
「別に・・・」

と言うと

「そんなことないでしょ。」
「学校休むくらいなんだから何かあるでしょ」
「きちんと話なさい」

って詰め寄りませんでしたか?

 

たしかに悩みや問題を抱えて
学校に足が向かなくなる子供もたくさんいます。

そういう子供のケアが大切なのも事実です。

だけど、全部が全部そういうわけでもなかったり。

「ちょっと面倒だなぁ」
「宿題やってないし、怒られるのいやだよなぁ」
「今の先生好きじゃないんだよね」
「最近ちょっと面白いことなさすぎ」
「このクラス嫌いなんだよね」

って程度のことも、よくあることです。

 

大人だって、会社行くのいやだなって思ったり
ちょっとさぼっちゃおうかなって思うことありますよね。

それと一緒です。

で、嫌なこともちょっとあって面倒だって思うから
さぼったりすることもあるけど

さぼりながらも、適当に学校に行きながら
折り合いをつけてるっていうか
バランスをとってたりするわけです。

まぁ、さぼることは決してほめられることじゃ
ないのかもしれませんが

そうやって子供なりにバランスとりながら
うまくやっていこうとしてるわけです。

 

それを周りの大人が

「不登校になるんじゃないか?」
「このままじゃ不登校になる」
「今のうちに問題を解決しないと」

って騒ぎ出して
問題を作り出そうとするから

子供も
「そっかぁ・・・不登校になるのか」
「嫌なことがあって辛いからなのかぁ」
「大人が不登校だっていうし、まぁいいか」

って感じになってしまうこともあります。

不登校にならなくてよかった子供まで
不登校にしちゃってることが
最近すごく増えてる気がします。

自分の子供が不登校になったらどうしよう・・・
って焦る気持ちもわかりますが

その前に、もっと子供の様子を
じっくり見守ってあげることも大事です。

本当に不登校になる理由が出てくれば
何らかの形でSOSを出してきます。

そのSOSを見逃さないように気を付けることが大事で
何でも先回りして、決めつけてしまっては
いらない問題を作り出すだけです。

 

勝手に「不登校」って決めつけないでください。

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