親も子供と一緒に成長していくんです。

行けない理由を探すよりも・・・


不登校になるきっかけって
色々とあるとは思うんですけど。


その「きっかけ」が原因とは限りません。
きっかけではあったことには間違いないけど
あくまでも「きっかけ」「引き金」になっただけで
根本的な原因とは限らないんです。


不登校なんて、ある日突然なるわけではありません。


もしかしたら、
「前の日までは元気に行ってたのに
 突然休んだと思ったら、そのまま行かなくなった」

という場合もあるかと思います。

 

だからと言って「突然」ではないんです。


それまで色々と我慢してきたこと、ストレスに感じてたことが
ある「きっかけ」でプチッと糸が切れちゃっただけなんです。


だから理由をあれこれ聞くと
その「きっかけ」を答えることが多いですが

それだけが本当の「理由」とは限らない。


だけど、周りの大人は理由がわかったと
その理由だけをなんとか解決して

「問題はなくなったから」

と学校に戻そうとする。


だけど、子供は学校に行くことはできない。

 

だって、問題が解決してないですからね。

 

そうするとまた大人たちは、
他の「理由」を探しまくる。


でも、本人もわからない。


不登校になった時って
明らかないじめとかっていうのが
問題なら理由もすぐ見つかりますが


そうじゃないことも多くって
大抵、最初は本人も理由がわからないって
ことのほうが多いです。


大人は理由がないと不安になるから
無理矢理でも理由を探そうと

「これが原因?」「あれが原因?」
っていろんな原因らしきものを挙げてくるわけです。


自分たちが安心したいために。


だけど、本人はわからないんですよ。
それなのに大人があれこれ言ってくるから
面倒になってきて

「これかな」って答える。


答えると大人が安心するからw

 

これじゃ、いつまでたっても
不登校なんて解決しません。


原因はいつかわかるかもしれないし
もしかすると、わからないままかもしれない。


だけど、学校に行けないくらい
しんどい思いをしてるってことだけは
間違いないんです。


だから、理由なんてあとからでいい。

とりあえず
「疲れたんだね」


って見守ってあげるのが一番大事です。


理由を探す前に、まずは子供が辛かったってことを
しっかり受け止めてあげてください。

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