サポート校の費用ってどのくらい？

サポート校という選択肢があるのは
すごく心強いけど、心配なのはやっぱり費用・・・

高校無償化によって、公立高校は実質授業料無料だけど
私立はそれなりにかかるし・・・

しかもサポート校といった特殊な学校なら
なおのこと費用がかさむだろうし。

これから先、大学に進学したいって言い出すかもしれないし
他に兄弟もいるし、そんなに高いのは・・・

たしかにサポート校の授業料ってそれなりにします。
ですから、中には「こんな高いところに通わす必要はない」
という専門家もけっこういます。

公立の通信制高校で十分だという人もいます。

ただ、現実問題として公立の通信制高校では
卒業できないという人が多いのも事実です。

高校を確実に卒業したいと考えているのなら
サポート校を選択の一つに入れておく必要は
あるかと思います。

では、どのくらい費用がかかるのか・・・

サポート校というのは、広域通信制高校の
サポートをする場所です。

ですから、「本校」と呼ばれる通信制高校に
籍を置くことになります。

まず、通信制高校の授業料等が必要です。
大抵、1単位8000～10000円というのが相場です。

中には1単位5000円くらいの学校もありますが
他の部分に上乗せされている場合が多く
大体似たような金額になります。

他に設備費がかかる場合もありますが
大体、授業料に含まれているようです。

それと初年度は入学金が必要になります。
入学金は5万円前後が多いです。

それと別にサポート校に授業料を払います。

サポート校の授業料は2～4万円くらいが多いようです。
授業料のほかに、授業内容によって材料費や
実費が必要になることがあります。

そして、スクーリングの費用が必要になります。

スクーリングは本校に行く場合が多いですが
宿泊授業の学校も多く、4泊～5泊くらいの宿泊になりますので
年1回10万円弱の費用がかかることが多いです。

他にも修学旅行を実地している学校の場合は
修学旅行費も必要になりますし

スクーリング以外に宿泊授業を行う学校もあります。

そしてサポート校にも本校とは別に
入学金を納めないといけない場合がほとんどです。

入学金に関しては、資格や学校推薦等で
免除になったり割引になったりする学校も多いです。

トータルすると、初年度70万～100万円くらい
かかるところが多いようです。

ただ、高校無償化分の就学支援金制度も適用されますし
学校によっては各自治体の奨学金制度の適用などもあります。

これらをうまく活用すればかなり負担は軽減されるかと思います。

他にも学校と専属で提携した教育ローンが
用意されていたりする場合もあるので
各学校に問い合わせてみる価値はあるかと思います。

授業料の支払い方法なども
学校側が提示している方法が厳しい場合は
学校側に相談すれば、かなり融通を効かせてくれます。

「高いから無理」と簡単にあきらめる前に
何か方法がないか探してみる価値はあるかと思います。

自分の子供に合った通信制高校やサポート校を探す
参考になる書籍はこちらがおすすめです。

親も子供と一緒に成長していくんです。