子供が不登校になると

怠けている、わがままだ、
弱いからだ、根性がないからだと

子供のことを責めてしまう親がいますが
不登校になるのは子供の心身の正常な反応です。

 

だけど別に目立ったいじめを受けているわけではない
これといって友達関係でトラブルもない
学校で何か問題があるようにも思えない
そこまで勉強に行き詰っているとも思えない

これといって目立った問題も見当たらないのに
学校に行けないって何？

やっぱり怠けてるだけじゃないの？

親だって何か問題があれば
不登校になっても仕方ないと思うけど

これといって問題ないのに
それでも認めてあげないといけない？

それほど問題がないのに
学校に行かなくなってしまっては

勉強面や進学に不利になって
子供にとってかえって大変なんじゃないか？

親ならそう考えてしまうのは
ある意味当然のことだと思います。

 

だけど、学校に行けなくなるっていうのは
やっぱりそれなりの理由があるんです。
それなりの意味があるんです。

ただ、本人もそれが何なのか
はっきりしたことがわからないんです。

それでも、学校に行こうとすると
頭痛がする、腹痛がする、体が動かない・・・
といったサインが出てくるんです。

 

誰でも頑張りすぎたり忙し過ぎると
体調を崩すことありますよね。

「無理しすぎたから休もうよ」って

サインですよね。

不登校も一緒です。

どこが悪いかはまだわからないけど
とにかくオーバーヒートしちゃったんだから
まずは、ゆっくり休もうよってサインです。

不登校の場合は、急いで悪い部分を見つけなくても
ゆっくり休んでいれば、命を脅かすことはありません。

ゆっくり悪いところは見つけてあげればいいんです。

 

「学校に行きたくない」って言える子は
きちんとSOSを出せる子です。

それだけ親を信頼できてる子供です。

だから、親も子供を信頼して
優しく受け止めてあげましょう。

どんな子供も理由もなく
不登校にはなりません。

「この子が休むには、理由があるんだ」

って信じて受け止めてあげてください。

それだけで子供は救われます。