親も子供と一緒に成長していくんです。

不登校親子を傷つける人たち


不登校ってこれだけ増えてきてるのに
まだまだ「特別」な目で見られます。


学校は
「このままじゃ困るぞ」
「社会性が育たないと社会に出れなくなるぞ」


身近な家族であるジジババ達も
「あなたたち(両親)の育て方が悪かったんじゃないの?」
「なんで、こんなことになっちゃったの?」


ママ友たちも
「大変だよねぇ」
「早く立ち直ってくれるといいね」

 

そして、不登校の親子が一番傷つくのは
いわゆる「専門家」の心無い一言が多いです。


不登校を「問題」と捉えているので
とにかく問題を見つけたがる。

そのために家族を責めたり
不登校になった子供本人を責めたり。


「専門家」は、不登校を「治して」あげようと
やっていることで、決して悪いことをしているつもりもなく

それで傷ついたとしても
「問題と向き合わないと・・・」
「そこを乗り越えないと・・・」
「問題から目を背けるな」

ってますます追いつめてきて。

 

実際に息子も中学の時
週1回スクールカウンセラーの
お世話になっていました。


だけど、全然「改善」しなかったし
逆にますます学校が嫌いになってました。


スクールカウンセラーって
子どもの心に寄り添って
なんちゃかかんちゃら・・・って言うんだけど


スタートの部分に
「学校生活に戻る」っていうのがあるから

その時点ですでに不登校の子と
見えない大きな壁があって。


仕方ないんだけどね。
スクールカウンセラーって
それが「仕事」だから。


子供たちがきちんと学校生活を送れるように
悩みや不安を取り除くっていうのが
求められてることだもんね。

 

でも実際に不登校になった子やその親は
学校生活に戻ることを「ゴール」には
してないんだよね。


戻れればいいなって思っている親子だっているけど
それは、子供が本当に望んでいればっていう
「前提」があってのことだし。


学校に戻らなくても
子ども自身が幸せで、
自分らしい人生を見つけてくれれば

それで問題解決になるのに
「専門家」はそこを無視して

「学校に戻るべき」ってスタートで
色々なことを「アドバイス」してくるから


不登校親子はどんどん追いつめられて
傷ついていくんだよね。

 

娘が相談室の相談員が苦手で
ほとんど口をきかないのも
そこなんだと思う。


色々耳触りのいい言葉は言ってくれるけど
最後は「教室に戻れるといいね」って
言ってくるから


娘としては
「結局、学校にちゃんと行けってことでしょ」
「いつまでも相談室じゃダメってことでしょ」
って、敵意みたいな感情までwww

 

不登校になった時こそ
どんな人と出会うか、どんな人と関わるかって
すごく大切なのかもしれません。

 

それでは、また♪

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