親も子供と一緒に成長していくんです。

嘘をつくのは悪いこと!?


子どもに「嘘だけは絶対につくな」って
言ってる親って多いと思います。


「嘘はいけないことだよ」
「嘘つきは泥棒のはじまりだよ」
みたいな。


そして子どもに、そう言い続けてる
親自身も、自分が子供の頃に
親にそういわれて育ってきてますよね。


だけど・・・


嘘って本当にいけないことなんだろうか。


例えば、子どもに
「宿題やったの?」って聞いたら

「もうやったよ」
「今日はないよ」
って答えが返ってきて

「すごいじゃん」
「よかったね」
って安心してた。


でも、実は宿題をやってないってわかって

「なんで、そんな嘘つくの?
 嘘はダメって言ったでしょ。
 やってないなら素直にやってないって言いなさい。
 嘘つくよりいいでしょ」

って怒りますよね。


だけど、これが素直に
「やってないよ」
って答えたら

「何やってるの?
 なんで宿題やらないの!!!」

ってこれまた怒りだしますよね(笑)

 

子どもは怒られたくないから
嘘をついたわけです。


自分を守るために嘘をついたわけです。


で、もし嘘がばれなければ
親も安心して幸せな気分でいられます。


自分も怒られない、親も安心・・・
どっちもハッピー(笑)


自分を守ると同時に親まで幸せにしちゃう
優しい嘘じゃないですか。


「でも、宿題やってないんじゃ・・・」


そんなの子どもだって、考えてますよ。
(最初は考えてなかったかもだけど)

宿題を忘れれば、どうなるかっていうのは
子ども自身が、きちんと体験します。

そして、それでも大丈夫と思えばやらないし
「ヤバい」と思えば、何らかの形でやります。


家でやらなくても、
朝、学校についてからササッと
こなしちゃうかもしれないし

学校で友達のノート
写させてもらうかもしれないし。

もしかしたら放課後残って
やるかもしれないし。


自分でちゃんと解決出来てるのに
素直に「やってない」って言ったら
親に怒られる・・・


だったら嘘ついたほうが
お互いに幸せじゃん

って子どもじゃなくたって思うよね。


それに、親だって子供の頃
自分の親に怒られないように
あれこれ嘘ついてきましたよね?(笑)


嘘って、ある意味成長の証だと思うんですよ。
自分を守るため、相手のため・・・

そういうことを考えられるようにならないと
嘘なんてつけないですからね。

 

だって、いくら嘘がいけないって言っても
相手を傷つけるようなことをズバズバ言えば

「そんな正直に言わなくても・・・」
「もっとオブラートに包んで・・・」

みたいなこと言うじゃないですか。


何でもかんでも正直に言えばいいって
ことでもないでしょ。

 

子どもの嘘は成長の証
そして自分を守るすべを身につけ始めた証拠
そして相手を思いやる気持ちが出てきたってこと


悪いことばっかりじゃないでしょ。

 

それでは、また♪

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