親も子供と一緒に成長していくんです。

勉強しないと将来困るって本当!?


「ちゃんと勉強しないと将来困るでしょ!」
親なら一度は言ってしまう言葉。


だけど親である自分が子供だった時どうだった?
そんなに真面目に勉強した?
そんなに成績良かった?


で、今そのことで困ってることってある?


たしかに志望校に入れなかったという
経験はあるかもしれない。


志望した会社に就職できなかったって
経験があるかもしれない。


だけど、それで死ぬほど困ったかっていうと
今、こうして子供を育ててるくらいだから
それほど困ってないってことだよね。


それにあれだけ「将来のために」って
言われてた学校の勉強が
今どれだけ役に立ってる?


普段の生活で連立方程式を使う人って
ほとんどいないでしょ?

足し算と引き算と掛け算と割り算ができれば
なんとなく困ってないよね。


図形の面積を求められなくっても
体積を求められなくっても
普段の生活で困る人ってそんなにいないよね。


英語ができなくたって
「英語ができたらなぁ」って思うことはあっても
生きていくのに困るってほどじゃないよね。


古文や漢文なんて
学校を卒業してから目にする人どのくらいいる?


・・・・


そんなもんでしょ。
中学、高校の勉強は
受験のための勉強です。


もちろん進学するためには
今はまだ必要だけど
将来必要かって言えばそんなことない。


もちろん必要になる人もいるけどね。


で、受験するのだって
あくまでも選択肢の一つ。
受験しないって選択肢だってあるわけで。

 

「勉強」って一生涯誰もが続けることです。
だけど勉強の内容は、その人によって
全然違うしタイミングも違います。


自分が生きていくために必要だと感じたものは
その時に自然と勉強します。

自分が知りたいと思うことに出会ったら
勝手に勉強します。


それが本当の意味での
「勉強」だと思うんです。

 

親だって連立方程式が
大人になってまで必要じゃないってこと
知ってるんだよね。


なのに「できないと困るでしょ!」
って矛盾してないか(笑)


「受験のためなんだから・・・」っていうかもしれないけど
受験もあくまでも子供のものだからね。


勉強が大嫌いな子が
無理矢理勉強して背伸びして少しでもいい学校に行っても

またその先で大嫌いな勉強をし続けて
本当に幸せなんだろうか?


そこそこの学校でも
勉強以外の経験もできて
自分らしく過ごせる学校に出会ったら
幸せじゃない?

 

何度も言うけど「いい学校」っていうのは
本人にとって「いい学校」と思える学校のこと。
成績とか評判とか関係ないからね。


子供に本当に合った学校に行くために
そこまで無理に勉強する必要があるのか
それが本当に子供の幸せなのか


親や先生の押し付けになってないか?


誰の人生かわかってるか?


勉強しないと将来本当に困るのか
きちんと思い出してみてくださいね。

 

それでは、また♪

 

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