勉強って「受験」のためのものじゃないですよ
たしかに学校の「勉強」ができるに越したことは
ないと思うのですが。
今の学校っていうか高校までって
高校や大学に合格するための勉強で
とにかく「覚えろ」
とにかく「正しい答えを出せるようにしろ」
とにかく「テストでいい点数が取れるようにしろ」
って勉強ですよね。
何でそうなるのかとか
原理原則の部分とかがわからないとしても
公式を暗記したり
文法を暗記したり
「ここだけはきちんと覚えておけ」
と、言われたところを
きちんと覚えられて
テストに反映出来た子供が
「優秀」だと言われますよね。
「なんでこうなるの?」
って疑問に感じて、そこで立ち止まっちゃうと
「何でもいいからとにかく覚えろ」
っていう先生もしますw
だから、先生の言う通りに、
言われたことを確実に覚えていった生徒は
たしかに成績も上がるし、
「いい学校」に行けるかもしれない。
だけど、それっていわゆる
「指示待ち族」「マニュアル君」と一緒で
言われたことだけやってればいい
とにかく指示されたことに疑問を持たず
やっていけばいい
と、思考停止になってるようなものです。
勉強って本来受験のために
あるものじゃないですよね。
生きるために必要な知識や知恵だったり
自分のやりたいことを叶えるために必要なものだったり。
大学はそういった意味で
「学問」を教えてくれる場所ですが
今まで受験のための勉強しかしてないと
大学の授業についていけなかったり
大学での授業に意味を感じられなかったり
なんで大学に通ってるのかさえ
わからなくなって
だけど、就職するためには必要だからと
最低限の単位だけは取って
あとは、サークルだけ参加したり
バイトに明け暮れたりと・・・
何で勉強するのかっていう「目的」が
本来とずれまくってるために
受験が終わった途端
勉強をしなくなる。
本当は子供の頃の勉強なんて
ごくごく基本的なことで
大人になってからもっと本格的な勉強だったり
専門的な勉強をしていくべきなのに
その必要性がわからないし
本来の勉強の仕方がわからない。
何のために勉強するのかって
根本的な部分をきちんと子供と
理解する必要があると思います。