親も子供と一緒に成長していくんです。

適応指導教室とかフリースクールとか


中学生の不登校って小学生とは違い
なかなか改善するのが難しい場合が多いです。


今まで積み重ねてきたものだったり
周りの目だったり、色々な問題や環境が
不登校を抜け出す邪魔になります。


だからといって無理矢理学校に戻しても
決していいことはありません。


子供本人が納得して、元に戻れるようになるまでは
辛抱強く見守ってあげるしかないです。


ただ、不登校といっても
全く外との接触がないと
抜け出すきっかけを見つけられなくなってしまう
場合も非常に多いです。

 

そのために少し心に余裕が出てきたら
次のステップとして、外との接触の
機会を作ってあげましょう。

 

学校によって色々と対応が違うので
学校との話し合いも必要ですが


保健室登校や相談室登校というのも
外との接触の一つです。


ただ、保健室登校や相談室登校というのは
自分が通っている学校に行くので

他の生徒に会う可能性が0ではないとか
学校の規則に従わないといけないとか
不登校児にはきつい面もたくさんあります。


保健室だって他の生徒が普通に出入りするわけですし
相談室だって、似たような状況とはいえ
他の生徒がいたりもします。


それに子供によっては、学校に行くと思っただけで
具合が悪くなってしまったり
制服すら着れないという場合もあります。


そういう場合は無理して
学校の中だけの対応に合わせるのではなく
他の方法を考えてあげましょう。

 

例えば、市でやってる
適応指導教室に通うのも一つです。


いわゆる公立の「フリースクール」です。


公立なので、費用はかかりません。

色々な学校の生徒が集まりますが

比較的自由な環境で、制服も着なくていいとか
通いさえすれば、遅刻早退関係なしに
籍を置いている中学の出席として扱われる

など高校進学などに対しての配慮も
されています。


ただ、公立なのでその自治体などによって
条件なども違いますし、

定期テストは在籍する中学で受けないといけないとか
学校に戻れるようにするために努力しないといけないとか
公立ならではの細かい縛りはあります。

 

学校の先生や相談員に聞いてみると
色々と教えてくれると思います。


また「〇〇市 適応指導教室」などで検索すると
情報が出てくると思うので、調べてみてもいいと思います。

 


もう一つは私立のフリースクールです。
フリースクールは適応教室より本人の気持ちを
尊重してくれるので、こっちの方が合うという
子供も多いです。

ただ、フリースクールは私立ですので
月謝が1万円~2万円程度かかります。
他に入学金が2万円くらいかかるのが相場です。


そして、私立ですので内容も様々です。
週5日制のところもあれば週1回のところもあります。

授業の進め方やカリキュラムも学校によって
かなり違いがあるので
実際に自分たちの目で確認する必要があります。


またフリースクールの場合
中学側でフリースクールの出席を
認める場合と認めない場合があるので
その辺の確認も必要です。


フリースクールも

「〇〇市 フリースクール」とか
「〇〇市 フリースクール 中学」などと
検索すると色々出てきますので
調べてみてください。

 

どの形にしろ、子供本人が
「行ってみたい」という気持ちにならないことには
意味がありません。


「学校に行きたい」
「外に出たい」
「勉強したい」
「友達が欲しい」

何でもいいです。子供が動いてみたいというまで
焦らず待ってあげて

何か自分の思いを言ってきたときに
そこを逃さずすぐに動いてあげることが大事です。


あくまでも子供の気持ちが大事なので
親や周りの大人が

「ここに行ったほうがいい」
と押し付けるのは厳禁です。

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