サポート校を選ぶときに気をつけないといけないこと
子供に合ったサポート校を見極めることも
サポート校を選ぶ上で大事なことですが
意外と知られていない大事な点を
今回はお話したいと思います。
サポート校というかいわゆる私立の通信制高校は
何年か前の規制緩和の対象になったことから
一般企業でも運営できるようになりました。
ということは、学校法人でなくもOKってことです。
ですから「株式会社」が運営しているサポート校も
かなりあります。
例えば、個別指導の塾や家庭教師派遣会社が
サポート校を運営しているというのもありますし
サービス業が母体のサポート校というのもあります。
学校法人だからいい、株式会社だから
ダメということはありませんが
株式会社の場合、利益が出なければ
やめてしまうという可能性が十分あります。
最悪、運営会社が倒産してしまう場合もあるわけです。
卒業後でしたら、自分の出身校が
もうないって寂しさだけで済みますが
在学中に倒産ということになれば・・・
卒業できない可能性だってあるわけです。
株式会社ですから、国が救済してくれる可能性も
ほとんどありません。
取得した単位は残りますが
転校や編入となれば
またお金もかかりますし
何より、子供本人の精神的ダメージが
大きいと思います。
倒産とまでいかなくても、規模縮小などで
自分が通っているキャンパスが閉鎖されてしまう
可能性だってありますよね。
つい最近、最大手の予備校が
ほとんどの教室を閉鎖して規模縮小したという
ニュースがありましたが
ああいうことが、起こる可能性が十分あるわけです。
また、サポート校というのは
学校によって授業料なども全然違います。
授業料だけでなく、教材費や施設費
また課外授業費、修学旅行、スクーリングと・・・
様々な部分でお金がかかってきます。
授業料も安ければいい、高いから悪質ということではなく
何にどのくらいお金がかかっているのか
授業料以外の経費はどのくらいかかるのか
授業料の支払い方法など
しっかり説明してくれて、納得できる
学校を選ぶことが大事です。
学校法人でも、授業料は説明してくれても
その他の費用をあいまいにしたまま
教えてくれないという学校もあります。
もちろん学校案内などにも明記されてなかったり。
入ってから驚くほど高額だったって
途方に暮れてしまう人も少なくないので
その辺はしっかり調べておきましょう。
基本的にサポート校は、普通の私立高校と比べても
かなり高額になります。
経済的問題で、あきらめるという人も多いかもしれませんが
奨学金制度などを上手く利用すれば、ある程度解決できます。
まずは子供が安心して通える学校を
探すことが一番大事です。