親も子供と一緒に成長していくんです。

不登校から抜け出すのは、学校に戻ることではない


不登校になったことはそれはそれでいい。
まずは、ゆっくりと休めばいい。

そして落ち着いたら、自分の気持ちと
しっかり向き合って、

どんな形でもまた、学校に戻れれば
それでいい。


不登校になった子供たちの現実を
受け入れた親たち。


だけど不登校から抜け出すゴールがなぜか
「学校に行くこと」なんだよね。

 

これって
「学校に行くことが当たり前」
「学校は行くべきもの」

という世間の常識だとか刷り込みから
思い込んでいるんだと思うんですけど。

 

不登校から抜け出すゴールって
別に学校に通うことじゃないですよ。


というより、不登校になったことが
スタートなのかっていうのも微妙ですけど。

 

たしかに学校でトラブルがなければ
何の疑いもなく学校に通い続けていたかもしれない。


だけど、不登校になることで
ちょっと離れたところから
「学校」というものを見れるようになったんだから。

 

学校だから出来る経験
学校でないとできない経験

というものがあることも事実。


でも、経験することなんて人それぞれ違うんだから
学校に行かなくても、ほかで違う経験をすればいいわけで。


勉強だってする気になれば、どこでだってできるし
友達だって、学校に行かなくたって作ることはできる。


学校に行かなければ就職ができないって言われるけど
学校に行かなくたって働くことはできるし
学校に行ったからって就職できるわけでもない。

 

こうやって考えていくと
「学校」って絶対に行かないといけない場所では
ないんだよね。


行きたいと思えば行けばいいし
行ったほうがいいと思うんなら行けばいい。


だけど、また辛い思いをして
心も体もボロボロになるんなら
無理して行く必要なんてないし

学校になんて行きたいくないって思うなら
行かなくたっていいと思うし。

 

せっかく不登校になって
「学校」っていう存在を、離れたところから
見れる環境を手に入れたんだから

自分にとって本当に学校は必要なのかどうかって
冷静に考えてみればいいんだと思う。


学校に行かないことで
多少不利になることはあるかもしれない。

でも、自分の気持ちに正直に
学校に行かないことを選んだんなら

そのくらい乗り越えられないことではないと思うし。


それに行きたくなってから
行くんだって全然かまわないしね。

 

学校に通うことが
不登校から抜け出すゴールではないってことだけは
しっかり覚えておく必要があります。


不登校から抜け出すゴールは
自分の進む道を見つけた時です。


そしてそれは新たなスタートです。

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