お年玉とかプレゼントを「交換条件」に使わない
年末年始って子供にとっても
ワクワク楽しみなことがいっぱいある時期です。
クリスマスだったり、お正月だったり・・・
サンタさんに何をもらおうとか
親に何を買ってもらおうとか
お年玉はいくらくらい貰えるかなとか
お年玉で何を買おうかなとか・・・
だけど、その前についてくるのが
「通知表」ってやつで。
そこで親がついついやりがちなのが
「成績が良ければ、プレゼントはずんであげるよ」
「成績が良ければ、お年玉少し増やしてあげるよ」
まぁ、そこまでは子供のやる気を上げるためにも
効果を発揮することもあるけど
「成績が悪かったら、プレゼントなしね」
「成績が悪かったら、お年玉減額ね」
って「罰ゲーム」にしちゃうことは・・・
クリスマスプレゼントやお年玉って
ある意味子供の「特権」じゃないですか。
純粋に楽しみにしてて
貰えて当たり前のものだと思うんですよね。
それを、成績が悪かったらなしとかっていうのは
違う話だと思うんです。
実は私の誕生日は1学期の終業式でした。
(今はちょっと違ってきてるみたいだけど)
よく友達に
「終業式に誕生日なんて最悪だよね。」
「これで成績悪かったら、誕生日どころじゃないじゃん」
「成績悪かったらプレゼント貰えないじゃん」
って言われました。
でも、我が家は通知表見ても
怒りもしなかったし、逆に特に褒めもしなかったんですね。
学校での評価としてとしか見てなかったし
それでいい子だとかダメな子だとかって
見方もしなかったので
終業式が誕生日だろうが関係なく
盛大にお祝いをしてもらってたんですけど
実際にそういう「交換条件」を持ち出される
子供って多くって
不満に感じてたり、理不尽に思っている子供が
かなりいます。
成績がどうだとか、いい子にしてるかどうかとかって
そういう交換条件をつけるものじゃないと思うんですよね。
親はそうすれば子供が頑張るって
思っているのかもしれないけど
子供の方は
「結局、成績が良くなければ
プレゼントすらもらえない価値のない人間なんだ」
と思うわけです。
もうね、だんだん
クリスマスやお正月、誕生日が
楽しみじゃなくなっちゃうんです。
自分の評価を下される日になっちゃってるんですから
楽しみなわけないですよね。
成績がどうのとか、いい子にしてるとか
頑張っているとか・・・そういうのって
もっと別のところできちんと評価してあげるべきです。
交換条件をつけるとしても
「頑張ったからいつもよりサービスしてあげる」
って、ご褒美として使うくらいにとどめていれば
子供もそれなりに頑張るはずです。