親も子供と一緒に成長していくんです。

子供に自分の「幸せ」を押しつけすぎていませんか?


親が子供の幸せを願うのは当然のことですが
親の考えている「幸せ」を押しつけすぎていませんか?


親なら、誰でも子供の幸せを願うものです。
そのためにできるだけのことをしてあげたいとも思います。

だけど、親が思い描いてる「幸せ」が
子供にとっての幸せとは限らないものです。


私たち親世代は、まだまだ
いい学校に行って、いい会社に就職することが
幸せの王道だと考えられていました。

それは私たち親世代の親たちの幸せの形が
そうだったからだと思うんです。


実際に私たちの親の時代は
それである程度幸せを感じることが
出来てたんだと思います。


お父さんは仕事で忙しいけど
働けば働いただけ、お給料も上がって
家族の生活が潤う。

長期の休みには家族で旅行にも行ける。


普段はお父さんが仕事で家にいないけど
生活が豊かになるってことが
この時代の幸せでした。


そういう生活を送るために
一生懸命勉強して、いい学校に行くことが
必要だと信じられていました。


だけど、時代はものすごいスピードで変わってきて
いい学校に行ったからといって
いい会社に就職できない人もたくさんいて


みんなが憧れていたような職業につける
資格を手にしても
就職できないとか、就職できても
生活が苦しいとか・・・


もう昔の「幸せ」が幸せとは
限らなくなってきています。


それに、「いい会社」に就職したり
「あこがれの職業」に就いたとしても
一生安泰の時代でもないし

それなりの保証があるにも関わらず
自分から辞めてしまう人も少なくありません。


大人たちは「我慢が足りない」とか
「わがまま過ぎる」っていうけど


そうではなくって
昔の「幸せ」を、幸せだって思わなくなってる人たちが
増えてきてるってことなんだと思うんです。


安定してそれなりの収入が得られれば
幸せなことだと感じず

多少、収入が少なくても
自分の好きなことができる方が
幸せだって感じたり

収入より自分のやりがいを大事にしたり。


今は、すでに色々なものを手にしている子供たちが多いので
物欲って昔より全然低いと思われます。


だから、逆に「お金」に対するハングリーさって
昔より低い子供が多いかなと。


それよりも自由になる時間とか、好きなことをするとか
「自分らしく生きる」ということを大事にしてるんじゃないかな。


そのために「いい学校」が必要なら
勉強も頑張っていい学校に行ける努力もするけど

それが自分の求めているものじゃなければ
「いい学校」に行っても幸せじゃないって
突っぱねるのは当たり前のことなんですよね。

 

親の世代は、なかなかそういった子供たちの考えに
ついていきなくて、昔からの「幸せ」を
押しつけようと必死になりがちだけど


子供には子供の人生があるんだから
そろそろ、子供のやりたいようにやらせてあげても
いいんじゃないかな?


もし失敗したとしても、子供本人が決めたことなら
後悔もしないだろうし、また次のこと考える
たくましさも身についてるはずだから。

 

それでは、また♪

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