親も子供と一緒に成長していくんです。

大学全入時代だからこそ気をつけたいこと


先日、息子の保護者会に参加して
今どきの高3生の大変さをひしひしと
感じてきました。


高3といえば、大学進学するか
はたまた専門学校に進むか
進学しないで就職するか・・・

まぁ他にも留学するとか
夢に向かってバイトしながら頑張るとか
うちの息子のように起業するぞ!とか

色々な選択肢があるとは思うんですけど。


ただ、ほとんどの子は
いわゆる「進学」を選択すると思うんです。


それは、ここ最近高校新卒者の
就職率が上がってきてるとはいえ

やっぱり、職種に幅がなかったり
地域差もあって、やっぱりなかなか厳しいですしね。


それに、まだ気持ち的に
「頑張って働くぞ!」とまで
いってない子が多いんだと思います。


特にやりたい仕事もないし
まだ仕事して社会人として自立する
覚悟もできてないし・・・


だったら、もう少し「学生」でいようって
子供も多いと思うんですよね。

 

ただ、進学もそんなに甘くないなとw

正確には進学自体は、昔に比べたら
全然楽だと思います。

大学全入時代に突入してて
大学によっては新年度の前日3月31日まで
新入生の募集をしているところもあるので。


ただ、逆に誰でも入れるようになったから
大学に行けば就職できる
一生安泰という時代ではなくなっています。

企業側もどこの大学を出たというより
本当に自分の会社の利益になる人材か?
ということを重視しているわけです。


ということは、ただ何となく
大学に進学してもどうしようもないわけですよね。

どうしようもないというと言いすぎかもしれませんが
少なくとも「就職のため」というんであれば
あまり意味のないものになっています。


ですから、大学に進学するにしても
しっかり「目的」を持たないと
色々な意味でもったいないです。


そして、大学進学のシステムも
どんどん変わってきています。

大学側も学生を一人でも多く取りたいので
動きがどんどん早くなっています。

それこそバブル期の企業の「青田買い」に
近い状態だなと・・・w


だからこそ、気をつけないといけないのが
安易に「ここでいいや」って決めてしまうこと。

AO入試や指定校推薦は、時期も早いですが
決めてしまうと後戻りできなくなります。

確実に合格できる道ではありますが
それだけに慎重にならないと
将来に大きな影響があるともいえます。


大学進学が誰でも可能になった今だからこそ
それに踊らされないで、しっかり将来のことを
考えて決める必要がありそうです。


失敗してもやり直しはいくらでもきくんだけど
その失敗で、立ち直るまでにかなりの時間がかかった
という子どもたちもたくさん見てきたので

ここはじっくり、考えて決めてほしいな。

 

それでは、また♪

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