好きなことって奥が深い

仕事はそれほど楽しいって思ってないし
やりがいを感じているわけではないけど、

趣味があって、その時間を大事にしたいから
仕事はその趣味をやり続けるために支障のない程度で
やっていければいい

そんな人もいるかと思います。

これはこれで、とっても素敵なことです。

だって人生って仕事だけをするためにあるわけじゃないですから。

自分の人生なんだもん。
好きなことをとことん楽しめたら
最高の人生じゃないですか。

だけど、その「好きなこと」のとらえ方を
間違っている人もいます。

人生を楽しむためには、色々なことをやらないととか
色々な趣味がないと楽しい人生にならない
って考えてしまう人もいますが
それは違います。

だって、本当に好きなことだったら
その好きなことをやるだけでも
時間がいくらあっても足りないじゃないですか。

なんでも、そこそこできて
なんでも、そこそこ詳しい人って
あなたのまわりにもいるかもしれません。

テニスに誘えば上手だし
カラオケに行けば、歌もそこそこうまいし
それこそ英語もそこそこ喋れるし
フランス語もなんとなく使えるみたいだし

食事に行ったら、ワインにもそれなりに詳しかったり
本当に何でも知っているし、多趣味なんだなぁって

だけど、色んなことができるかもしれないし
色んなことを知っているかもしれないけど

じゃあ、この人の本当に好きなことは?
ってなった時に「???」ですよね。

第一、これ全部
「大好きなんです」「趣味なんです」って
言われても・・・

こんなに好きなことが多すぎたら
夢中になれる時間なんてないですよね。

好きなことがたくさんあるのが素敵なわけでも
趣味がたくさんあることが素敵なわけでもありません。

好きなことなんて1つだって十分なんです。
その好きなことに夢中になっていくことで
そこから新しい世界が広がっていくことだってあります。

料理が趣味だって人が、自分の料理を
自分の作ったお皿に盛りつけたいって思って
陶芸を始めてみたりすることだってあるかもしれないし

自分の料理を写真に残しておきたいって
カメラにはまっていったりとか

好きなことを突き詰めていくことで
新しい世界も見えてくることはいくらでもあります。

これは多趣味とかってことではなく
好きなことを突き詰めていったら
そこにもたどり着いたってことです。

好きなことって奥が深いんですよ。

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