「神」の存在に気づけてないから・・・

愛ではなく「条件」で父と結婚した母親は
ことあるたびに、父に対しての不満を
私にぶつけていました。

今思えば
父に対する不満を口にするときは
必ずセットで祖母に対する不満も口にしてました(笑)

「お父さんは私がこれだけ頑張っても協力してくれない」
「お父さんは私のやってることに興味を持たない」
「お父さんは私が困ってても相談に乗ってくれない」

「だから私が一人でやらないといけない」

これが母の口癖でした。

実際、父は母のやることに口出ししなかったし
母や決めたことに文句も言わなかった。

2人で会社を経営してた時も
母やとってきた仕事を文句言わずに
捌いてたのも父でした。

母が連れてきた従業員に
黙って仕事を教えるのも父でした。

家を建てるときも、母が全て決めて
父は全部OKしてました。

倒産して夜逃げするときも
父は何一つ文句を言わなかった。

母はそれがすごく不満だったみたいだけど
父が母に何か言えば

「私が悪いんでしょ」

って拗ねるからw

母は「私が一人で頑張ってる」
「私がみんなを守ってる」
っていうのが欲しかった人だから

父はそれを受け入れてたんだろうねぇ。

そういう意味で、父は母にとって
「神」なんだと思う。

倒産して夜逃げまでしたけど、
それすら楽しんでくれたし

結果的に全て失ったけど
母の望む通りに2度も家を建ててあげたし。

2度目なんて、祖母も一緒に住めるように
3世帯住宅建ててあげたしね。

母のやることは全て受け入れて
失敗しても責めることなく

そのあとやるべきことを
淡々と受け入れてた。

これだけ母のことを受け止めてあげてるんだけどねぇ。
母には伝わらないんだよねぇ。

今も「お父さんは私のことを・・・」って
毎日言ってるしね。

それでも、毎日ニコニコして
その言葉を黙って受け止めてる父は
本当に「神」だよね(笑)

母は超幸せな人だと思うんだけど
本人が気づかないからね。

 

それでは、また♪

 

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