親も子供と一緒に成長していくんです。

叱るのも親の愛情だけど・・・


親が子供を叱るのって
子供のことを思ってるからですよね。

愛してるからこそ、
悪いことをすれば叱るわけで。


親にしてみれば、これも立派な
「愛情表現」なんだよね。

 

だけど、子供にはなかなか
その「愛情」が伝わらないんだよねぇ。


子供って一人ひとり性格も全然違うから
同じ叱り方をしても、受け取り方が全然違う。


親に叱られても、自分が悪いことをしたって
きちんと納得して叱られる子もいれば

自分が悪いのはわかってても
叱られたことで、すごくショックを受ける子もいる。


親に叱られても、
全然気にしない子もいれば

すごく深刻に受け止めちゃって、
何日も気にする子もいる。


叱られることで、やる気になる子もいれば
叱られることで動けなくなってしまう子もいる。

 

そして、何より大変なのが
親に叱られたことで

「自分は悪い子なんだ」
「自分はダメな人間なんだ」
「自分は親に嫌われてるんだ」

って思ってしまう子。


親は、全然そんなつもりなくって

というより、愛してるからこそ
叱っているだけのつもりが

それを受け止める子供には
そう取れてないってことがあったり。

 

これは、親が悪いわけでもないし
子供に問題があるってことでもなくって。


単なる「受け止め方」の問題なんだけど。


だけど、じゃあ仕方ないじゃんって
放置してていい問題でもなくって。


1つ1つは、そんなに大きな事じゃなかったり
そんなに叱ったつもりはなくても

それがちょっとずつ積み重なっていくことで
「トラウマ」になっちゃうんだよね。

 

うちの娘も、私が叱ると必ず
「ママ、私のこと好き?」
って聞いてきます。

もう中学生だけど、今でも
そうやって確認してきます。


だから、

「好きだよぉ~~、大好きだよぉ~~」
って、思いきり抱きしめて

「好きだから叱るんだよ」
「好きじゃなかったら、叱ったりしないよ」

「叱られる方も悲しい思いするかもだけど
 叱る方も辛いんだよ。

 だから好きじゃなかったら、わざわざ
 そんな辛い思いしたくないもん」

って、きちんと愛してることを伝えます。


そして、

「叱ったのは、悪いことしたから叱っただけで
 別にちぃ自体はいい子に変わりないんだからね」

って、子供自身の価値とは関係ないって
ちゃんと伝えるようにしています。


それと、もうひとつ気をつけてるのが
今、叱らないといけないことだけを叱る
ということ。


ついつい過去のことまで持ち出したりしがちだけど
それは、絶対にしないようにしてます。

あと、兄弟や他の子と比べないこと。

 

「悪いことしたら親として叱るけど
 あなたのこと愛してるよ。」


それをきちんと子供に伝えてあげることが
一番大事なことかもね。


いくら愛してても、言葉にしないと
伝わらないことだってあるからね。

 

それでは、また♪

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