親も子供と一緒に成長していくんです。

「元の生活」に戻る必要なんてないんじゃない?


子供が不登校になった時に

「どうしたら元の生活に戻してあげられるか」

っていうことを、まず考えるって
親が多いとは思います。


だけど理由や原因はそれぞれだとしても
その「元の生活」に耐えられなくて
不登校になったわけです。


それなのに、その「元の生活」に
戻すことを前提に動いちゃったら
どうなります?

 

そもそも、「元の生活」に
戻したいって考えちゃうのは

不登校という「今の生活」が
普通じゃないとか、おかしいって思いが
親の方にあるからだと思うんですよね。


病気になったら、治してあげないと
大変なことになるっていうのと
同じような扱いなんだと思います。


学校に行くことが「普通」のことで
不登校なのは「普通じゃない」状態だって
思っちゃってるんですよね。


たしかに世の中、学校に行くことが
「当たり前」のことで「常識」では
あるかもしれないけど

その当たり前だとか常識の中が
おかしいって思ったから
抜け出したんじゃないですか。


なのに「元の生活」に戻そうとするのって
おかしくないですか?


表面上は「元の生活」に戻ることに
なる場合もあるかもしれないけど

それは決して今までに戻ったというわけじゃない
何らかの形で問題がクリアになって
前に進んだ結果、表面上、元の場所に
戻ったということで

その場所も以前とは形が違っているってこと。

 

問題があって抜け出した場所に
戻そうと考えるんじゃなく

どうしたら、その子にとって
「居場所」を見つけてあげられるか

どうしたら、その子が進みたい道を
見つける手伝いをしてあげられるか

そういうことが大事なんだと思います。


不登校は病気でも異常なことでもおかしなことでもなく
その子の人生の中の選択肢のひとつだっただけ。


そう考えたら「元の生活」にこだわらないで
その子にとって一番安心して幸せな道を
一緒に探せるようになるんじゃないかな。

 

それでは、また♪

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