それって本当に「病気」ですか?
最近、ADHDだったり、アスペルガーだったり
不安障害だったり・・・
なんかいわゆる子供の精神的な障害が
問題になってますよね。
ちょっと落ち着きがなかったり
空気が読めなかったり
他の子とうまくつきあえなかったりすると
すぐにそういった病気が疑われるような。
小学校に上がる前に受ける
就学時検診てやつでは、この手の病気の他に
言葉の発達が遅いって、ひっかかる子供が
どんどん増えてる気がします。
就学時検診とか、学校の健康診断って
「疑いのある者」は全て引っかけるようになってるんだけど
親としては、いきなり我が子が「病気」の疑いって
言われて焦りますよね。
何となく、落ち着きのない子供だとか
ちょっとやんちゃな子供だとか
人見知りが激しくて・・・
くらいに思ってただけなら余計に。
言葉にしても、「ひ」と「し」がちょっと
上手に発音できないなぁとかは感じてても
別に生活に支障なかったし
そのことで誰かに指摘されたりもなかったし
気にもしてなかった
こんなレベルで、いきなり
「病気」かもしれないから専門機関で
検査を受けるようにって言われたら。
逆に、「もしかしてうちの子・・・」って
なんとなく心配してたら
学校で「お墨付き」もらっちゃって
「やっぱり病気だったんだ・・・」
って落ち込んでしまったり。
しかも、多少トラブル起こしたりするけど
それでも、今まで周りの友達と仲良くできてたし
まぁ勉強だってなんとかなってるし
日常生活も見ていてあげればできる
て、レベルでも病院で
きちんとした病名を頂いちゃったりすると
普通学級には通えませんみたいな・・・
だけど、多少周りの子に迷惑かけることが
あるかもしれないけど
逆にそういう環境で学ぶことって
お互いにいっぱいあるんだから
「隔離」しちゃうのもどうかなって。
最近の学校って
「みんなと同じことができない子は
他の子の迷惑になる」
っていう傾向が強い気がします。
だから、そういう「病気」の子は
他の子の迷惑になる
他の子の授業の妨げになるから
普通学級には来ないでください。
みたいな。
そのために、疑いのある子どもを
どんどん検査で引っかけて
「病気」にしちゃってるような・・・
中には、きちんと病院で治療っていうか
薬を処方してもらったほうがいい子も
いると思います。
普通学級より特別学級に行った方が
その子にとっていい結果の場合もあります。
だからこそ、学校や病院もだけど
親が、その子の症状をきちんと理解して受け止めて
その子にとって、どうしていくのが最善なのかって
いうことを、とことん考えてあげるべきです。
成長すれば、症状が落ち着いてくることなんて
よくある話だし
周りがしっかり見守ってあげれば
問題ないケースだっていっぱいあるんだから。
「病気」でくくって
その子の人生縛りつけちゃっていいのかな?
「病気」だから仕方ないって
「病気」に安心しないで
その子自身をちゃんと見てあげましょう。
みんな、いい子なんだから。