親も子供と一緒に成長していくんです。

「誰も気にしてないから大丈夫」!?


不登校児が教室に入る時のハードルって
勉強のもちろんだけど、周りの反応があります。


これも勉強の遅れを
心配するときと同じで
学校側は決まって

「大丈夫だよぉ」

って、能天気に言います。


何が大丈夫なの?って思うけど


「周りはそんなに気にしてないから」


気にしてないかもしれないけど
今まで来てなかった子が来れば
当然それなりに反応はするでしょ。


当然だけど

「久しぶり~~~」
「きゃ~会いたかったよぉ」
「さみしかったよぉ~」

って声かけてくれたりするわけです。


友達にしてみれば
ごくごく自然な言葉だし
そこに悪意も何もありません。


本当に会えて嬉しいって
思ってくれていってくれることがほとんどです。

 

だけど、学校に行ってなかった子にしてみれば
そういう言葉だってすごく敏感になるし
あれこれ考えるわけです。


先生は

「それは乗り越えないとね」

って簡単に言うけど


そんな簡単なものじゃないし


簡単にできてたら
不登校になんてならないし。


普通に学校に通ってる子には
何の問題もないことだけど


不登校児には普通じゃないっていうか
相当なストレスだったりプレッシャーだったりするわけです。

 

不登校児に寄り添ってくれる先生でさえ

「大丈夫だよ」

で片づけてしまうんですよね。


寄り添ってはくれるけど
不登校児の本音の部分までは
理解できないって先生がほとんどで。

 

で、決まって

「どこかで腹くくって乗り越えないと」


って言います。

 

でも、それもその子にとって
乗り越えるべきところなのか
微妙だったりしますよね。


学校は普通に登校するのが前提なので
乗り越えるべき壁だというけど

不登校児にしてみれば
普通に登校する必要があるのかどうか
って部分もあるわけです。


普通に登校しないでいいって思ってれば
当然ながら乗り越える壁でもなんでもないし。


やっぱり学校と不登校児が
溝を埋めるのって難しいんだよね。

 

それでは、また♪

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