相談室って誰のためにあるの?
相談室って、生徒や保護者が
悩みを相談できる場所ってなっているけど
実際に、生徒が自分から相談してるかって言うと・・・
相談室って「気軽に誰でも利用してください」って
なってると思うんですよね。
保護者も、相談室が開いている時間なら
気軽に電話できるように、直通電話があるし。
実際に対面で相談したいときは
その時に予約を取れば
誰にも聞かれることなく相談できるし。
本当だったら、学校のことや子供のことで悩んでいる時に
一番最初に相談したい場所になるべき場所なんだと思うんです。
だけど、実際はなかなか理想通りに
機能してない相談室が多いみたいです。
うちの子たちの中学は、相談室を利用したい場合
まず、担任の許可が必要となります。
相談内容を明かさないまでも
相談室を利用したいってことを学校側に
伝えないといけないわけです。
ということは、
「この子は何か問題なり、悩みを抱えている」
ということが、担任にわかってしまうわけです。
それと相談室に出入りしているところも
他の子に見られると、色々と勘繰られるそうです。
これじゃあ、相談室なんて
気軽に使えないですよね。
それに、相談室って不登校児の
「非難場所」になってることが多いです。
うちの娘も、相談室に通ってますしね。
基本的に午前中は、不登校児の
相談室登校に対応しています。
そして、うちの子のように
他の子たちと一緒になるのが嫌だって場合は
午後に「予約面談」という形で
誰もいない状態にしてくれるわけです。
てことは、やっぱり相談室って・・・
生徒たちも相談室は、不登校児が通う場所だって
思っているようですしね。
学校側も、不登校になった子に対して
「相談室を利用しますか?」って言ってくるし。
で、不登校の子たちだって
相談室で相談しているのかって言えば
そんなことは全然なくって。
だって、自分達から相談したくて
利用してるわけじゃないんだから。
学校側から、提示された学校との関わり方の中の
選択肢の一つでしかないから
しかたなく相談室に通ってるってだけで。
一体、相談室って誰のために
何のためにあるんだろうね。
それでは、また♪