今、友達がいないのは・・・
子供に友達がいないとか
友達が少ないとか
浅い付き合いしかできてないとか
子供の友達関係で心配したり
悩んだりしてる親って多いんだよねぇ。
このブログでは前から、
別に友達がいなくても大丈夫って
言い続けているんだけど
それでも心配だっていう人が
とーっても多いので。
幼稚園や保育園って基本的に
親が入園させるところを決めるでしょ。
親としては、子供に合ってるところって
色々考えて選ぶけど、
やっぱり親が
「こういうところに通ってほしい」
「こういうことをやってくれるところがいい」
ってところを選ぶよね。
子供に「ここどう?行きたい?」って
聞いたりはするだろうけど
まだまだ、しっかり自分で選べるわけじゃないし。
てことは、子供が自分の意思で決めたわけじゃなく
親が決めた環境になるわけだよね。
そしたら、色んなタイプの子がいて
自分と気の合わないって子が多くても
全然不思議じゃないわけよ。
中には気の合う子も出てくるかもしれないけど
出てこない可能性だってある。
そりゃ自分で「ここが自分の場所」って選ぶんじゃなくて
周りが与えた環境に飛び込むんだから当然だよねぇ。
小学校、中学校なんてもっとでしょ。
私立に通う子はまたちょっと違うけど
公立に通ってるんなら
子供の気持ちはもちろん、親の気持ちだって
関係ないもんね。
住んでる地域で通う学校は決められちゃってて
例えば、ちょっと問題がある学校だよねぇって言っても
通わないといけないわけでしょ。
もっと別の学校がいいですって言っても
そんなの通らないわけで。
(例外はあるけどね。それは今回無視)
本当にいろんな子が集まるわけで。
家庭環境も全く違うし、経済力も違うし
親の考え方もバラバラだし・・・
自分で選んだ環境じゃないんだから
合わない子ばっかりってことだって
十分あるわけでしょ。
幼稚園で仲良くなって
ずっと友達でいようねって言っても
小学校が別々でお互い忙しくて
それっきり会えないなんてことは
よくある話だし。
中学までは、自分の意思じゃなく
親の都合だったり、自分の住んでる地域の都合で
所属するところが決まっちゃうんだから
友達ができなくたって
全然不思議じゃないよね。
それをなぜか、同じクラスになったんだから
「みんな友達」って言われても
そんな押しつけの友達じゃねぇ。
それが高校、大学・・・って言うように
ある程度自分の意思で決められるようになると
だんだん自分と波長の合う子が
出てくるようになるから。
そこでまだ出てこなくても
だんだん自分がいたいと思う場所を
選べるようになってくるから
ちゃんと波長の合う子が
出てくるようになるよ。
よく大人になって社会に出ると
本当の友達はできないとか
学生時代の友達は
一生の宝だっていうけど
大人になってからの方が
本当の友達ができる可能性
大きいんじゃないかなって私は思ってて。
うちの息子の場合は、ずーっと
友達がいなかったけど
1年くらい前から仲のいい子ができて
数人のグループでワイワイやってるし。
その子たちと仲良くなったのが
高2の時だからね。
で、やっぱり仲良くなった子たちは
微妙に状況は違うけど
不登校になったり、引きこもってた時期があって
お互いに色んな傷を負ってきた子で
そういう気持ちを黙っててもわかりあえる子たち。
これは小学校や中学校の時じゃ
無理だもんね。
みんな学校に行ってるのに
自分だけ行ってないんだから
やっぱり「特別」な存在になっちゃうし。
そうやってだんだん自分と気の合う人が
集まる場所を選んでいけるようになるから。
大人になればもっとそうだよ。
私は学生の頃の友達より
この仕事を始めてから知り合った人との
付き合いの方が圧倒的に多いし濃いし。
だから、今友達がいないからって
全然心配ないと思う。
友達ができないっていうのは
自分の気持ちにちゃんと正直でいて
本当に大切にできる人と
向き合いたいって気持ちを持った
自分を大事にしてるって証拠だと思うよ。
それでは、また♪