親も子供と一緒に成長していくんです。

真面目だから不登校になっちゃったんだよ


不登校になるのは根性が足りないから?
不登校になるのはやる気がないから?
不登校になるのは不真面目だから?


ついつい不登校児は「ダメな子」って思いがちだし
そういうレッテルを貼られがちだけど。


全然そんなことないから。


それどころか、不登校になっちゃう子って
すごく真面目で「いい子」が多いです。


先生の言うことを素直に聞く
親の言うことを素直に聞く

常に友達や周りの人のことを考える

正しいことは「正しい」間違ったことは「間違ってる」って
ちゃんと言うことができる


本当に「いい子」たちなんだよね。

 

周りが「面倒くさい」って言ってさぼってても
先生が言ってたからって、一人でもきちんと言われたことをやったり

ありえないほどの宿題を出されて
周りはやりきらないでいたのに
徹夜してでも頑張り抜いたり


親との約束だって、
きちんと守るように頑張り続けるし


困ってる友達がいれば
助けてあげようと必死になるし

みんなが「あの子は・・・」って言っても
そんなことないと思えば、みんなに流されないで
普通に接してあげれるし


いくら先生の言うことでも
おかしいと感じたり、理不尽だと思えば
どうしたらいいか必死に考えるし・・・

 

とにかくまじめで「いい子」ばっかりなんだよね。
本当にいい子たちなの。


だから、逆に周りから疎ましく感じられちゃうことがあったり
「いい子ぶってる」って思われることがあったり。

 

そして、本人も「いい子」でいることに
疲れちゃうんだよね。

 

たぶん最初は自然にそう振る舞ってたんだと思う。
で、親や先生が喜んでくれるのが嬉しくって
もっともっと頑張るようになって・・・

友達もたくさんできて、みんなに頼られて
ますます頑張って・・・


だけど、色々と矛盾を感じるようになったり
理不尽だと感じることがあったり

それでも「いい子」をやめることができなくって
無理し始めて・・・

 

もういっぱいいっぱいまで頑張って

「もうこれ以上いい子でいられない!!!」

って、止まっちゃったんだと思う。

 

真面目で素直で、頑張り屋さんで真っ直ぐ過ぎたから
何もかも受け止めちゃって

いっぱいいっぱいになっちゃったんだよ。

 

だから「根性がない」「やる気がない」「ダメな子」なんて
絶対に言わないでください。


いい子だからこそ、本人も
「不登校になんてなっちゃってダメなヤツ」って
自分のこと責めてますからね。


ダメな子でも、悪い子でもないって
きちんと伝えてあげてください。

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