大切な友達のためなら、力になってあげたい
大切な友達が困っていたら、助けてあげたい

これって誰でも思うことですし
そう考えて当然のことだと思います。

大切な友達が本当に困っていたり
悩みを抱えてて大変な状態になっていれば
自分のことを投げ出してでも助けたいと考えるし
助けに行くと思います。

だけど、そういう時って、
見返りを考えたりもしないし
自分のことを投げ出してても、
友達が元気になってくれることで
何もかもOKな気持ちになりますよね。

ただ、例えばそこまでの状況じゃなく
「ちょっと話聞いてほしいんだけど・・・」
って愚痴をこぼしてきたりすることってあるじゃないですか。

大切な友達だし、弱音を見せられる相手が
自分しかいないんだ・・・
って考えると、ついつい聞いてあげたくなるし

それで友達がすっきりしてくれるのは
とっても嬉しいことではあるんですが

年中、そういう連絡がきたり
「そろそろ寝ようかな・・・」って思っていた時に
電話やメールが来て、何時間もつき合わされたり。

友達は「すっきりした、ありがとう」
って喜んではいるけど

あなた自身はぐったり疲れちゃったりして。

「喜んでくれて良かった」ってあなた自身も
心地良くなれてるなら、問題ありませんが

それ以上に疲れを感じてしまったり
自分が無理してるって感じているなら
必要以上に付き合うことはありません。

「え、大事な友達だよ。それじゃひどすぎない？」

って思うかもしれませんが
そんなことはないです。

こういうのは、「困っている友達を助けてあげる」ではなく
「友達だから」といって甘えてきている相手に
振り回されてしまっているだけです。

それにこういうタイプの人は、
「ありがとう」と言ったりしますが
それほど感謝してるわけでもなく

あなたなら、文句も言わず愚痴を聞いてくれる
自分にとって都合のいい「友達」くらいの
感覚しかありません。

「ごめん今日は疲れてるから、付き合えない」
って断ったりしたら

「友達なのに冷たいよね」
って、言ってくるかもしれませんが

しっかり別の都合のいい「友達」をつかまえます。

それで、もし離れていってしまうなら
相手にとって、あなたはそのくらいの存在でしか
なかったということなんですから

無理して友達でいる必要もないですよね。

大切な友達が本当に困っているときは
助けてあげないといけませんが

「友達だから」という言葉で
都合よく甘えてきたり、マイナスな感情のゴミ箱として
利用しようとしている相手のことを
無理して受け入れることはありません。

あなたの時間は、あなたのものなんですから
あなたの心地良くなるために大事に使ってください。